カテゴリー: ま行
モプセン(Mopsen)
負けた直後にチャンス 『ブルームサービス』『アイル・オブ・スカイ』のペリカンによるトリックテイキングゲーム。短鼻の小型犬パグが集めているホネを、ネコがかっさらう。 配られた手札から3枚まで交換してスタート。カードは4色あり、そのうち3色がパグ、残り1色がネコである。スタートプレイヤーから1枚ずつカー…
マニトバ(Manitoba)
取りたいトーテム、やらせたくないアクション カナダ・マニトバ州で、先住民族のクリー・インディアンがバッファローやカヌーを集め、豊かな一年を送るボードゲーム。『オルレアン』『アルティプラーノ』で波に乗るdlpゲームズ(ドイツ)が、『アルティプラーノ拡張』や『バルパライソ 』と共にシュピール’…
モルゲンランド(Morgenland)
入札型ワーカープレイスメント 今なお続いているキーシリーズ(差最新作は『キーフラワー』)の第2作目『キーダム』(1998年)のリメイクで、ワーカープレイスメントの元となった作品のひとつ(当時は「ワーカープレイスメント」という概念はなかったが)。ハンス・イム・グリュック社がテーマを中世ファンタジーに変…
ミステア(Mysthea)
宇宙の浮島で天下分け目の戦い SF世界の5つの浮島で覇権を争うボードゲーム。イタリア人のコンビがデザインし、タブラゲームズ(イタリア)が今月29日までキックスターターで製品化プロジェクトの出資募集をしている(約11100円で製品)。言語依存はないが、日本語対応しており、ルールをダウンロードできる。 …
みんなのイーブン(Even by Everyone)
この質問、賛否割れそう? いろいろな質問にイエスかノーで答え、多数派になることを目指すコミュニケーションゲームが5年ぶりにリメイクされた。旧版と比べ、質問のバラエティーが増え、『ウントチュース』のイラストを手掛けたフジワラカイ氏のコミカルなイラストも加わって、さまざまな場面で遊ぶことができる。 「納…
マジェスティ(Majesty: deine Krone, dein Königreich)
国の宝は人なり 建物に村人を配置して、小さな国の収入を競うゲーム。『宝石の煌き』のM.アンドレがデザインし、ハンス・イム・グリュック社(フランス)が発売したことで注目されている新作で、アークライトが日本語版制作を発表している。 各プレイヤーの前には7種類の建物があり、風車には粉屋、お城は貴族というよ…
みんなでぽんこつペイント(Our Junk Painter)
チーム戦もエキサイティング 円と直線だけでお題を当ててもらうお絵かきゲーム。2011年にぽんこつファームから発売された同人作品を、モグワイがリメイクして発売した。拙著『ボードゲームワールド』のお絵かきゲームの章で取り上げた作品だけに、このリメイク再版はたいへん喜ばしい。4~6人だったプレイ人数もぐっ…
ミスタープー(Mister Pups)
電子ブリっとでるワン 名作『ブリッとでるワン』(TGiWレビュー)の発売から4年。犬のエサ=ウンチになるスライムが乾燥して使えなくなってしまい、メーカーに問い合わせてももう在庫がないという。アマゾンは10,000円を超えるプレミア値がつき、幻のゲームとなってしまった。 そんな中、ドイツ滞在中におもち…
メドゥリス(Meduris)
超高速托鉢、準備できてません! 小屋や神殿を作り、回ってくるドルイドに捧げ物をして名誉を競うゲーム。シュピール’16の新作で、昨年『カルバ』などでミドルクラスのファミリーゲームをリリースして成功したハバ社が、さらに一歩進んでやや重めのゲームに進出した。デザイナーはドラとリンデ、イラストレ…
モンバサ(Mombasa)
ゲーマーの快楽ポイントぎっしり 19世紀アフリカを舞台に、4つの都市から東アフリカ会社の交易所を増やしていくゲーム。カードのプロット、デッキ構築、セットコレクション、陣取り、特殊能力、ワーカープレイスメントと、要素をぎっしり詰め込んだゲーマーズゲームだが、煩雑な手続きがなくスマートに仕上げられている…