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フェアはもうたくさん(Fair Enough)

駆けずり回った思い出 エッセン・シュピールは昨年から公式ボードゲームを企画するようになった。昨年はラルフ・ツァ・リンデのロール&ライト『戦利品(Loot)』で、エッセンの公式キャラクター「ミープス」が大きく描かれていた。そして今年はフリーゼのデザインで、セットコレクションのカードゲームである。フェア…

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フォーミダブル(Formidabel!)

右から左へ受け流す ブタ、ヒツジ、トマト、キュウリ、コムギの5つの資源を使って交易カードを使い切る非拡大生産リソースマネージメントゲーム。フリーゼのデザインで今秋、2Fシュピーレから今年発売された。シンプルな原理でクリエイティブなコンボ作りを試される。 各自同じ枚数の交易カードが配られ、山札にして、…

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フリップ7(Flip 7)

もう1枚行くか、それとも降りるか 同じ数字をめくる前に降りて得点することを目指す運試しゲーム。『テレストレーション』のUSAポリーゲームズ(アメリカ)が2019年に改名したOpゲームズから発売され、コスモス社から発売されたドイツ語版がドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた。ゴールデンギーク賞ではパー…

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フォクシー(Foxy)

何匹目のネコ? カードをめくって出てきた動物が何匹目かを記録する記憶ゲーム。イタリア出版社の作品で、ドイツ語版が今年のドイツ年間ゲーム大賞の推薦リストに選ばれた。大人にはつらい記憶だが、ぎりぎり覚えられるかどうかのイイ線をいっている。 ランダムに20枚カードを取り、1枚ずつめくる。出てきた動物が何匹…

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フェアリーリング(Fairy Ring)

妖精たちがプレイヤー間を巡回 キノコの村を妖精たちがめぐってマナを集めるカード配置ゲーム。ルポ・プロドゥクシオン(ベルギー)から昨年発売された中量級ゲームである。同時ピックアップドラフトでカードを選択するため、他の人(下家)がどのカードを選びそうか予想して行動できる。 全員同時に、手札のキノコカード…

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プエルトバナナ(Puerto Banana)

どこまで上げるかのチキンレース 好きなだけ大きい数字が書ける入札ゲーム。独シュピールボックス誌で評者3人ながら平均8.3点(10点満点)と高得点をマークし、昨年の10傑に入ったことから個人輸入して遊んだ。 中央のバナナ箱タイルに、現時点で最も多く持っているプレイヤーのバナナ本数と同じ数(第1ラウンド…

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プランタ・ヌーボー(Planta Nubo)

タイル上にタイルを重ねる ソーラーパンク世界で大木の上にある庭園で花や植物を育て、飛行船で運び、酸素を生産するゲーマーズゲーム。デザイナーはローゼンベルクと『ラ・グランハ』のコンビ、出版社は『アップルジャック』のザ・ゲームビルダーズ(ドイツ)。シュピール’23で発表され、スカウトアクションでは「規定…

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フラワーマーケット(Flower Market)

借金で仕入れても売れ残るリスク ダッチオークションで仕入れたお花をセットにして花屋さんに届けるセットコレクションゲーム。初期資金はなく、仕入れはすべて借金というところがかわいい見た目とは裏腹にシビアなゲームである。 最初に店長カードを並べる。各店長カードには、どの花をいくつ届ければ収入+勝利点がもら…

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フェアリーオブパフューム(Fairy of Perfume)

ボトルビルド&アクション ガラスの小瓶にトークンを入れて振り出すボトルビルドゲーム。ゲームマーケット2023春にて8500円という高価格で頒布されたが完売。先行して行われたキックスターターでは、455人が380万円を出資した。美麗なイラスト、ダブルレイヤーのプレイヤーボード、ガラスの瓶と完成度の高い…

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フォーセールオートラマ(For Sale Autorama)

期待を裏切る活躍 『ゲームメカニクス大全』において、「セレクションオーダービッド(獲得する順番を競るオークション)」の例として『蒸気の時代』(2002年)などと共に挙げられている『フォーセール』(1997年)。初版発売から24年、2段階のオークションを3段階のオークションにしてリメイクされたのがこの…