ボードゲーム愛好者の女性比率は2~3割と低く、門戸が狭いのが現状。『ウイングスパン』の作者E.ハーグレイブは、アメリカのボードゲーム愛好者が圧倒的に白人男性だと指摘し、ボードゲームイベントなどでの女性の居場所づくりを訴えている(ボードゲームとその先にあるインクルージョン、ダイバーシティ、リプレゼンテーション)。
そのような中、niji gamesは国内初となる女性向けボードゲームショップとして、お部屋に並べられるようなインテリアにもなるボードゲームを独自に輸入して和訳付きで販売。オーナーはshare on HOUSE.の店長夫妻で、プロデュースとゲームのセレクションはHonu gamesの高島裕也氏が担当する。
ボードゲーム自体に対象性別はなく、お洒落や可愛いは女性の本質でも独占物でもないが、ボードゲームへの興味を引くひとつの切り口になりそう。第一弾としてスペインのパズルメーカーLondji社の9タイトルを用意し、今後はハンガリーの作品などを扱う予定だ。
店舗販売:share on HOUSE.(東武大宮公園駅2分、10:00~19:00、火~金)
通販:niji games