フリーゼがデザインし、コスモス社(ドイツ)から2010年に発売された作品(『暗黒の金曜日』というタイトルで流通)をリメイクして、昨秋2Fシュピーレから発売された。激しく価値が上下する株を売買して所持金を増やし、価値が上がり続ける「金塊」を買うことを目指す。
手番には5種類の株を買うか、売るか、金塊を買うかのいずれかのアクションを行う。他のプレイヤーと協調して株価を上げ、有利になるように相場変動のトリガーを引き、適切なタイミングで金塊を買いに行く。金相場が最後まで上がったら手持ちの金塊と株を換金し、所持金を競う。
株を売買するたびにコマが移動し、決まった個数が移動した時点で「相場変動」が発生。袋から引かれた色の株は値上がりするが、黒が2個以上引かれると大暴落してしまう。その前にうまく金塊に乗り換えて資産を守ろう。
新版では借金がなくなり、株価の数値が整理されてシンプルになったほか、NPCを加えるバリアントルールが加わり、少ない人数でもスリルある乱高下を楽しむことができる。