オリジナルはワンダーフォージ(アメリカ)から2018年に発売された作品。ラベンスバーガー社(ドイツ)がワンダーフォージ社を買収し、2019年から各国語版をリリースしている。ディズニーの悪役キャラクターとなってヒーローを倒し、各自の勝利条件を達成する。
登場する悪役キャラクターはマレフィセント、フック船長、ジャファー、アースラ、プリンス・ジョン、ハートの女王の6人。この中から1人を選び、各自の3Dコマ、キャラクターに対応するプレイヤーボードとプレイヤーデッキを持つ。手番には自分のキャラクターをプレイヤーボードで移動させ、移動先で手札からカードをプレイし、4枚に補充する。カードには、味方、アイテム、効果、条件、呪いがあり、勝利条件を満たすようにパワーを強化し、ヒーローを倒すことを目指す。
運命デッキはアクションスペースに置いてカバーするもので、その悪役の映画に登場するヒーローやアイテム、効果などで他プレイヤーの目標達成を妨害する。選ぶキャラクターによってゲームの進め方が異なるため、成否は他のキャラクター次第。ライバルに合わせた戦略を考えるため、ゲームのたびに異なる展開が楽しめる。
『ディズニー・ヴィランズ 拡張版1(Wicked to the Core)』(9月発売):「白雪姫」の女王、「ヘラクレス」のハデス、「プリンセスと魔法のキス」のドクター・ファシリエ
『ディズニー・ヴィランズ 拡張版2(Evil Comes Prepared)』(10月発売):「ライオン・キング」のスカー、「オリビアちゃんの大冒険」のラティガン、「ラマになった王様」のイズマ
『ディズニー・ヴィランズ 拡張版3(Perfectly Wretched)』(11月発売):「101匹わんちゃん」のクルエラ・ド・ビル、 「塔の上のラプンツェル」のゴーテル、「蒸気船ウィリー」のピート