コロナ禍の新しい生活環境をあえて生かしたゲームで、聴覚障害者・難聴者の社会参画を支援するNPO団体が企画した。2チームにわかれて4×4の16マスに置かれたお宝をジェスチャーで取り合い、そのポイントを競い合う。
まず仲間同士で相談して、秘密のジェスチャー(シークレットサイン)をいくつか作り、ボードにメモしておく。そして代表が指定されたターゲットをジェスチャーで伝えて、チームのメンバーが当てられればゲット。ただし相手チームに当てられると横取りされてしまう。最後にどのジェスチャーが何を意味しているのかお互いに当て合い、その合計点を競う。
「黒色」「しっぽ」「1メートル」など、さまざまなお宝のヒントを、仲間にはわかりやすく、敵チームにはバレないギリギリの表現力を駆使したジェスチャーで伝えあうのがポイント。文化や国籍、年齢の壁を超えて楽しめるよう、動物、果物から絵画まで、さまざまなトレジャーカードが入っている。