「5音の言葉カード」2枚と「7音の言葉カード」3枚を組み合わせて短歌を作るゲーム。鍋ラボがゲームマーケット2019大阪で発表した『短歌カードゲーム ミソヒトサジ〈定食〉』をリメイクした。場札と2回交換でき、できあがった短歌を発表して、一斉指差しで最多得票者が勝者となる。団体戦モード、リモートモードも収録。
歌人が厳選した言葉カードは「雨のなか」「海を見ながら」のような素朴なものから、 「プニプニの」「ヤッホホゴリラ」のような変わったものまで100語。自由に書き込めるブランクカードも使えば、 作れる短歌の組み合わせは4億通り以上となる。ギャグ系、しっとり系、青春系など、奇想天外な短歌が生まれ、撮影して SNSに投稿するのも一興だ。
デザイナーはふたりとも歌人で、なべとびすこ氏(鍋ラボ)は中高生や求職者、 引きこもりのかたなど幅広い層に短歌のワークショップを開いており、天野慶氏は「ラジオ深夜便」出演や「NHK短歌」テキスト連載などで活躍している。