2009年から一般、キッズ、エキスパートの3部門に分かれており、先月発表されていた各4タイトルのノミネートの中から1タイトルずつ大賞が選ばれた。
大賞に選ばれた『ミクロマクロ:クライムシティ』はシュピールヴィーゼ出版(ドイツ)の絵探しゲーム。昨年秋のシュピール・デジタルにおけるスカウトアクションでも1位を獲得し、日本語版も12月に発売されている。大判のマップの中から、『ウォーリーをさがせ』の要領で犯行現場、被害者、犯人、動機などを探し出して事件を解決する協力ゲームだ。
エキスパートゲーム部門の『ザ・クルー』は昨年のボードゲーム賞を総なめにしたドイツの協力型トリックテイキングゲーム。日本語版の売れ行きも好調で、今春には第2弾が発売される。キッズゲーム部門の『ドラゴミノ』はドイツ年間ゲーム大賞受賞作『キングドミノ』のキッズ版で、タイルをつなげて同じ地形が隣接すると卵ガチャができる(国内未発売)。