手持ちの牌を降順に出して、出した牌を得点にするタイルゲーム。オリジナルは『ブラックストーリーズ』などで知られるモーゼス出版から、昨年秋に発表された。
1から11の数字が書かれた6色のタイルが配られてスタート。手番には同色のタイルを何枚でも自分の前に出すか、要らないタイルを捨てる。出しても捨てても、同じ枚数を補充する。
しかしタイルを公開するだけでは得点にならない。「ノーリターン」宣言を行い、同色のタイルを何枚でも支払ってはじめて、公開したタイルが得点化できる。たくさんタイルを公開すると高得点を狙えるが、ゲーム終了時に自分の前に残ったタイルはマイナス点になるため、欲張りすぎてはいけない。
戦略と予想、そして少しの運が勝利の鍵。ルールはシンプルながらも繰り返し遊びたくなる中毒性が魅力の作品、いよいよ日本語版の登場だ。