ボードゲーム制作会社「アソビション」設立、第1作は『エルタイルズ』

大阪で今月、ボードゲームを制作する株式会社「アソビション」が活動を開始した。第1作は『エルタイルズ』のリメイクで、今夏発売予定となっている。
代表の岡田氏はボードゲームショップDDTの常連で、「ボードゲーム業界を盛り上げるために何か一緒に面白い事をしよう」と法人化した。店舗事業として「BOARDGAME Lab! DDT」(大阪中津)と、「ボードゲームレルムDDT」(横浜菊名)の2店舗を運営しつつ、日本産のインディーズゲームの製品化を進める。
第1作となる『エルタイルズ』は大阪在住のかぶけん氏(ゲームNOWA)が2014年に発表した同人作品。新ルールを追加し、箱やタイルデザインなどを一新して一般発売する。
今後も国産ゲームの製品化をメインに、まずはインディーズゲームの製品化を何タイトルか行い、やがてはゲームデザイナーと組んでオリジナル作品の開発を進める。目標としては海外でも売れるような日本のゲームをデベロップし、日本のゲームデザイナーのゲームを、日本の会社が、海外で売るという形を作っていきたいという。
現在では1年に800タイトルほども発表されている国産同人作品。絶版になった名作を復活させる動きは、『クイズいいセン行きまSHOW!』(カワサキファクトリー+アークライト)『トイレ我慢カードゲームモレール』(King’s Court+スモール出版)、『セイルトゥインディア』(OKAZU Brand+ぶんぶん)など前例があるが、これからますます活発化しそうだ。
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