ベルリンのボードゲームカフェ「シュピール・ヴィーゼ」が昨年のエッセン・シュピールで『インディアンサマー』『ノリア』と共に発売した作品。ゲーマーズゲームが上位を独占するスカウトアクションの中で、唯一ランクイン(6位)し、輸入版が何社かから国内流通している。
プレイヤーは火山島に上陸した海賊の一味となり、流れ出す溶岩に飲み込まれてしまう前に自らの記憶力と海賊の強運を頼りに脱出ルートを探し出す。手番にはテーブル上に並んだ場所カード1枚をめくり、直前にめくったカードと同じ動物か、同じ背景であればOK。つながっていないカードをめくってしまったらラウンドから脱落する。こうして最後まで残ったプレイヤーが現在のラウンドの勝者となり、宝物を1枚獲得する。
その後、めくったカードは全て裏向きに戻して、次のラウンドを開始へ。ゲーム全体を通して場所カードの位置は変わらないため記憶力が試される。覚えていたつもりが違ったカードをめくってしまうことも。全7ラウンドで最も多くのルビーを獲得するのは誰か?
キッズから遊べるゲームだが、めくった動物ごとに特殊能力が発生する上級ルールも入っていて大人だけでも楽しむことができる。
内容物:カード40枚(場所カード25枚、宝物カード7枚、火山カード3枚、参照カード5枚)