宇宙を舞台に、惑星をテラフォーミングし、自分の種族を入植させることで勢力を伸ばし、得点を競うゲーマーズゲーム。先月ドイツで開かれたボードゲームメッセ「シュピール」では、会場内の人気投票で1位となった作品である(TGiWニュース
種族ごとの特性や、循環するパワーコマのマネージメント、建物のアップグレードといったベース部分は『テラミスティカ』を継承。技術の発展とそれに伴う基礎能力の強化や、宇宙空間を介した自由度の高い入植など、さまざまな箇所にアレンジが加えられている。
また、各ラウンドごとの得点要素のみならず、最終ボーナス得点、技術発展タイル、モジュラータイプのボードなど、多くのランダム性、多様性が盛り込まれているほか、ソロプレイルール制作集団「オートマファクトリー」による1人用ルールは、それだけでルールブックが一冊用意され、NPC相手に本格的なゲームが楽しめる。
『テラミスティカ』は5年前に同じデザイナーと出版社の手によって世に出され、2013年のドイツゲーム賞のほか、数多くのゲームショウを受賞している。こちらの日本語版もテンデイズゲームズで発売中。