PD出版(ドイツ)から2010年に発売され、ポルトガル年間ゲーム大賞、国際ゲーマーズ賞、トリックトラック賞などにノミネートされたほか、国内でも日本ボードゲーム大賞で5位に選ばれた作品。根強い人気があり、同社では『コンコルディア』に続く2タイトル目の日本語版となった。
ポルトガル帝国の航海者となり、船を作り、アフリカからインド、東アジアに植民地を広げ、長崎を目指す。M.ゲルツが得意とするロンデルシステム(環状になったマスを一方向に移動して行動を決めるシステム)でアクションを行うのが特徴で、アクションの選択肢が限られている分、テンポよくゲームが進む。
先に長崎に着いたプレイヤーが勝つとは限らず、さまざな得点パターンがあって多様な戦略を取ることができる。未知の海域を進むロマンと共に、発売後6年経って安定した面白さが光っている作品だ。
・B2FGames:ナヴェガドールを日本語版として、今月発売します。
・TGiW:ナビゲーター
・play:game評価コメントリスト:ナヴィガドール