オリジンズ賞2016に『コードネーム』

アドベンチャーゲーミング・アーツ&デザイン・アカデミー(The Academy of Adventure Gaming Arts and Design)はアメリカ・ゲームメーカー連盟(GAMA)は19日、アメリカのオハイオ州コロンバスにて開かれたオリジンズ・ゲームショーにて、第42回オリジンズ賞を発表した。
毎年3月のトレードショーでボードゲーム小売業者の投票によって選ばれたノミネート作品が発表され、その中からオリジンズ・ゲームショーの参加者による一般投票によって各部門の大賞が選ばれる。今年は部門が整理され、昨年の13部門からボードゲーム、カードゲーム、ミニチュア、TCG、ファミリーゲーム、アクセサリー、TRPGの7部門になったほか、2005年以来となる大賞が選ばれた。
その大賞に選ばれたのはチェコのコミュニケーションゲーム『コードネーム(Codenames)』。ファミリーゲーム部門でも大賞に選ばれている。来月発表となるドイツ年間ゲーム大賞でもノミネートされており、そちらの受賞にも弾みが付きそうだ。
ボードゲームにはファンタジーフライト社(アメリカ)の『スターウォーズ:帝国の強襲(Star Wars: Imperial Assault)』、カードゲーム部門ではルポ・プロドゥクシオン社(ベルギー)の『世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duel)』が選ばれている。各部門のファン投票も同じゲームが選ばれている。
ボードゲーム部門、カードゲーム部門、ファミリー(キッズ)部門では昨年『ノッティンガムのシェリフ』『宝石の煌き』『ウサギとカメ』、一昨年『トレインズ』『ラブレター』『3匹のこぶた』が選ばれている。
【第42回オリジンズ賞】(ボードゲーム関連のみ)
大賞:コードネーム(Codenames / V.フヴァチル / チェコゲーム出版)
ボードゲーム部門:スターウォーズ:帝国の強襲(Star Wars: Imperial Assault / FFG)
カードゲーム部門:世界の七不思議:デュエル(7 Wonders Duel / ルポ)
ファミリー部門:コードネーム(Codenames / チェコゲーム出版)
4月に発表されたノミネート作品はこちら
The Academy of Adventure Gaming Arts & Design:2017 Origins Award Winners

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