ホビージャパンは11月に発売する輸入ゲームリストを発表した。10月のシュピールで発表された新作で、日本語ルールが付属する。今回はいずれも拡張セットで、プレイするためには基本セットが必要だ。
B.カタラ作、デイズオブワンダー(フランス)、2~4人用、13歳以上、40~80分、3,800円(税別)。11月下旬発売予定。プレイするためには『ファイブ・トライブス:ナカラの魔人』が必要。
『ファイブス・トライブス』に新たな部族を加える拡張セット。新たに加わったこの職人たちを、スルタンへの道を拓くために使うことができる。
職人は紫色のミープルで、素晴らしい道具や魔法の道具を作り出すことができ、勝利点をもたらすなど、さまざまな能力を持ち主に与える。職人を使うためには、この拡張で加わった新たなタイルを訪れる必要がある。職人が道具を作っている「工房」と特別な商品だけを商っているお店「専門市場」がそのタイルだ。
ほかにも新たなタイルとして、通過できない「地割れ」や「山の市場」などが加わり、ミープルの移動に制限が加わる。そして、新たなジンも2体登場する。
B.クヌードソン、B.クヌードソン作、レッドシフトゲームズ(アメリカ)、2~6人用、10歳以上、30分、1,500円(税別)。11月下旬発売予定。プレイするためには『こねこミキサー』が必要。
4人までしか遊べなかった『こねこミキサー』を、新たに32匹の仔猫カードを加えることで6人まで遊べるようにした。自色表示カードも加わり、プレイアビリティーを上げている。
さらに新たにストロベリー、チョコレート、スペアミントなどのフレーバーカードが加わり、ゲームに新たな戦略性(と香り)をアップ。どうしても、どうやってもミキサーの外に自分の仔猫を出せなかった時には、あきらめてバニラやストロベリーのフレーバーを加えることで、見た目をスムージー(略)。これが新しい得点方法となり、ほかのプレイヤーに恐ろしいミキサーへあなたの仔猫を送りすぎることを躊躇させることができる。
いろいろな意味で話題作だった『こねこミキサー』に、まさかの拡張セット登場だ。
マフィア・デ・クーバ:革命拡張セット(Mafia de Cuba: Revolucion)
L.ラミ、P.パイユ作、ルイ・メーム(フランス)、6~12人、14歳以上、10~20分。2,800円(税別)。11月下旬発売予定。プレイするためには『マフィア・デ・クーバ』が必要。
好評の正体隠匿・推理ゲームに早くも拡張セットが登場する。この拡張を加えることで、最後の最後まで息が付けない展開となるだろう。
カリブの楽園キューバ。安全にかの地に戻れると思っていたが、時は革命の時代を迎えていた。マフィアのダイヤ争奪戦に、おのおの秘密の目的を抱いた新たなキャラクターが加わる。弁護士は関心を引いた者の味方として論争に加わり、ダイヤモンド愛好家は今回の件に関わることを望んでおり、革命家は信念のためゴッドファーザーが革命に近づくことを望んでいる。
さらに、偽のダイヤには注意しなくてはならない。偽のダイヤはボスからダイヤを盗むときに役立つかもしれないが、本物のダイヤも握っているなら、クッキー瓶から手が抜けなくなったサルのような醜態をさらすことになるかもしれない。