『アグリコラ』『ル・アーブル』のデザイナー、U.ローゼンベルクが2014年、フォイヤーラントシュピーレ(ドイツ)から発表した作品。ドイツゲーム賞2015で5位に入っている。同社の『テラミスティカ』と同じ大きさの箱で、2人用ゲームとしては異例のボリュームで話題となっている。
北ドイツのアルル地方には、ローゼンベルクの父親が生まれ、両親が結婚した村がある。ここで1800年頃を舞台として、湿原を干拓し、畑を作り、動物を飼育し、仕事の腕を上げ、建物を建設するゲーム。ワーカープレイスメントで、各プレイヤーは自分の居住地ボードと納屋ボードをもち、9年間にわたって発展させる。夏と冬の季節があり、それぞれできることが異なるのが特徴だ。
テンデイズゲームズでは輸入版を扱ったことがあるが、数量が少なかったため抽選販売になったという経緯がある。今回の日本語版で、価格が下がっただけでなく、安定供給も期待される。
写真はオリジナル版のものです。