シンデレラが多すぎる(Too Many Cindelleras)

おっさんキター!
シンデレラが多すぎる
顔じゃなくて、足で本人確認されたシンデレラ。考えてみればずいぶんとフェティッシュな話である。そんなシンデレラ探しを、カードゲームにした作品。ゲームマーケット2014春で大気圏内ゲームズが発表した同人ゲームである。たくさんいるシンデレラ候補から、消去法で絞り込んでいく。その結果、ありえない人がシンデレラに!
配られたカードはシンデレラ候補たち。ランクと属性が書いてある。例えば最有力候補の1番は、「ティーン(10代)、主飲料はワイン、主食はごはん、髪は金髪」という属性がある。
またカードには「ワインは飲まない」「シニアでない」などの、「○○でない」という情報が書いてあり、これを順番に1枚ずつ出して絞り込んでいく。もちろん、自分の手札の候補が残るようにだ。
不都合な情報が出てきたら、「No!」チップを出せる。しかしこれが使えるのは1回だけ。あとはいわれるままに従うしかない。全員が2回、カードを出したら、最後に山札からめくって(どんでん返し)、条件を決定する。
ここで全員手札に残ったカードを出して、条件に該当する候補のうち、ランクが高いものがシンデレラに選ばれる。そのカードを出した人の勝利。
10分もかからないライトなゲームだが、やってみると自分の手札と、場の状況からどの条件を出していくか悩ましい。ときにはどれを出しても自分の首を絞めることも。それが悔しくて4回もプレイ。2回は順当に1番候補がシンデレラに選ばれたが、だんだんマークが厳しくなる。特に「ランクを逆転させる」と、「上位ランクを全て候補から外す」の情報が強烈。そのせいで3回目はおばはん、4回目はおっさんがシンデレラに選ばれた。王子涙目ー!
シンデレラが多すぎる
大気圏内ゲームズ(2014年)
2-4人/10歳以上/10分

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