今年3月に発売され大好評だった『バイブルハンター』(TGiWレビュー)に続く第2弾。プレイヤーはイエスや十二弟子の1人となり、夜ごと「最後の晩餐」を繰り返す人狼系のコミュニケーションゲーム。
最後の晩餐にはイエスを逮捕しようと画策する律法学者が紛れ込んでいる。果たして弟子たちはイエスを守り切ることができるのか? それとも弟子たちの中に裏切り者が…!? レオナルド・ダ・ヴィンチの名画でも知られる聖書の重要なシーンをゲームで再現。イエスが弟子たちの裏切りを予告した「最後の晩餐」の緊迫感を体感できる。
プレイヤーの正体を表す人物カードとは別に配られるアイテムカードは、他のプレイヤーの正体を見破ったり、逮捕からプレイヤーを守ることができる。しかも、このアイテムカードは毎ターン配り直されるため、推理の手がかりがだんだん増えていき、人狼ゲームとはひと味違うプレイ感がある。
「バイブルハンター」に引き続き、現役の牧師である三輪地塩氏が神学的見地から監修。さまざまな学説が存在する解釈の難しい場面にもかかわらず、それらを網羅できるよう配慮して作られており、遊びながら聖書に親しめる。