サハラ砂漠の民トゥアレグ族の男たちが塩、胡椒、ヤシを商い、カードを集め、一族の勢力を競う。『カフナの島々』『ロストシティ』など、2人用のゲームで定評のあるコスモス社(ドイツ)から発売され、昨年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞にノミネートされている。
ワーカープレイスメント(コマを置いて指示されたアクションを行うシステム)を用いた作品で、5×5で並べられたカードの上に交互にコマを置いてゲームは進行する。コマを置いたカードと、縦横に交点になるカードのアクションをできるところが特徴で、やりたいアクションを優先するのか、相手の邪魔を考えるのか、一手ごとに洞察力と計画性が求められる、本格派の一作である。
日本語版にあたって、パッケージイラストが秋津たいら氏がパッケージイラストを手がけ、明るい雰囲気になったところも注目だ。
・グループSNE:タルギ完全日本語版
・TGiW:ターギ
・play:game評価コメントリスト:ターギ