昨年は『エクリプス』を両部門の大賞に選んだ筋金入りのゲーム賞。今年は選考方法を整備して、ボードゲームギークの重さ評価(1軽い~6重いのユーザー評価平均)が2.8以下を入門者部門、2.81以上をアドバンスト部門に分けた。
ノミネートは一般ユーザーの投票をネットで受け付けられ、3位までが自動でノミネート入り、4~10位から3タイトルを審査員が選んでノミネートに入れた。入門者部門は『スターウォーズ』のほか、『ラブレター』『十二季節の魔法使い』『ウォーターディーブの支配者たち』『シティービルダー』『ディクシット・ジャーニー』がノミネートに入り、アドバンスト部門には『ツォルキン』のほか、『テラミスティカ』『アンドロイド:ネットランナー』『CO2』『ディセント』『エクソダス』がノミネートに入っている。
ノミネート作品は審査員がシステム25%、インタラクション10%、テーマ20%、コンポーネント15%、個人的な評価30%で採点し、大賞を決定した。日本のカナイセイジ氏の作品である『ラブレター』が入門者部門の2位に選ばれている。
ルーマニア語版のベストゲーム部門には『七王国の玉座』が選ばれ、キッズ部門は開催されなかった。
・Castigatorii premiilor Jocul Anului in Romania 2012