ドミノ、ピンボール、ネズミ、カタパルト、歯車……ピタゴラスイッチのような機械をみんなで組み立てるアメリカのカードゲーム。イラストを見ているだけで楽しい。
各自に配られるカードには両脇に動力上、動力右、回転、電源などのアイコンが、イラストにあわせて書かれており、前に置かれているカードにアイコンが合うように配置する。左から右にカードが伸びていくが、時折分岐することも。
やがてゴールカード(★印)が置かれると機械が完成したことになって、スタートから毎手番、裏返しになっていく。この間も分岐先をつなげることができるが、ゴールカードが裏返しになったらラウンド終了。裏返しになったカードが得点になる。
手札に出せるカードがなかったら、置かれているカードを除去するスペシャルカードで活路を開くこともできる。得点の多い人が勝ちなので、どんどん出していきたい。絵柄を合わせるだけなので『インクレディブルマシーン』のようなパズル要素はあまりないし、わざと止めたりできないので戦略的要素も少ないが、あり得ないつながり方がおかしくて笑った。
The Impossible Machine
B.& B.クルードソン作/グロウフライゲームズ(2011年)
2〜5人用/6歳以上/10〜30分