ドイツゲームの代表格『カタンの開拓者たち』のシステムをそのままに、セットアップの簡単なカードゲームに移植した作品。コスモス社(ドイツ)が今年の2月に発売した。資源を交換して、建物を作り、勝利点が合計10点になったら勝ちという路線はそのままに、街道や騎士を隣の人から奪ったり、都市を拡張すると特殊効果が得られたりといったカードゲームならではの要素を加え、『ドミニオン』以来のトレンドに対応している。
ドイツ語版はすでにメビウスゲームズから発売されているが、日本語版の登場により、カードの名称や特殊効果の内容がひと目でわかるようになり、プレイしやすい。また価格も一気に下がって手に取りやすくなった。
『携帯キャリーケース版』『スタンダード版』をリリースしてきたジーピーでは、今後も拡張セットの日本語版を予定している。
・ジーピー:カタンの開拓者たち
・TGW:カタンの開拓者たち:新カードゲーム