『サンダーストーン』の作者M.エリオットと、『ケイオス・イン・ジ・オールドワールド』のE.M.ラングがウィズキッズから発表したばかりの新作が早速日本語版となった。手持ちのダイス6個を振って、新たなダイスを購入し自分の「デッキ」を作っていく。手番には布袋に入った「デッキ」からダイスを引いて使い、布袋がなくなったら全部補充するというまさにデッキ構築システム。
ダイスは50種類あり、その中から1ゲームで使うのは10種類。新たな獲物ダイスを購入できる「マナ」のほか、モンスターを召喚したり、ドロー追加や振り直しができる魔法もあるなど、ダイスの効果は千差万別。最終的には、召喚したモンスターから生まれる勝利点を競う。
130個のダイスが入って、デッキ構築の楽しみと、ダイスロールの興奮が同時に味わえる新機軸の作品だ。レビューは『GameLink』8号に掲載されているのでチェックしておこう。
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