ウーバープレイ廃業

アメリカのゲームメーカー、ウーバープレイ(Überplay)社は4月28日、ウェブページで廃業したことを明らかにした。2003年以来、ドイツゲームの英語版を出版してきた同社が5年足らずで幕を閉じることになった。原因は明らかにされていないが、ドル安や原材料価格の高騰なども影響したと見られる。
ウーバープレイ社はジェレミー・ヤング氏がIT企業の売り上げを資金に設立した。共同設立者としてマーケティング専門家のマット・モーレン、トイバーの息子でカタン有限会社を手がけるグイド・トイバーがいる。
クイーンゲームズ、シュミット、コスモス、ゴルトジーバー、クレメントーニなどのドイツゲームを英語版で発売したほか、『ラー』や『綱渡り』などクニツィアの絶版ゲームを再販。またクニツィアの『ダブルオアナッシング』など独自作品もある。
アメリカでは最近同社のゲームが格安で放出されており、トラブルがあったと見られていた。サイトには「当社は廃業しましたがヨーロッパの戦略ゲームをお求めの方はリオグランデ、デイズオブワンダー、メイフェアゲームズをご利用下さい」と掲載されている。
Überplay公式サイト
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