年間ゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はメビウス、プレイスペース広島、各メーカー)。今年は発表時点でメビウスルートが2タイトル、プレイスペース広島ルートが1タイトル、未輸入2タイトルという輸入状況です。
- ヒマラヤ(Himalaya / R.Bonnessée / Tilsit Editions)…帝国の商人のリメイク
- 80日間世界一周(In 80 Tagen um die Welt / M.Rieneck / Kosmos)
- ジャンボ(Jambo / R.Dorn / Kosmos)
- ナイアガラ(Niagara / T.Liesching / Zoch)
- 勝利への道(Verflixxt / W.Kramer & M.Kiesling / Ravensburger)
選考の方針は明らかにされていませんが、難易度の低いもの(勝利への道)から高いもの(ヒマラヤ)、ボードゲーム(80日間世界一周)、ギミック系(ナイアガラ)、2人用(ジャンボ)と同じジャンルが重ならないような配慮を見て取ることができます。これまでの傾向から難易度が中庸で3人以上でも遊べるゲームが大賞を受賞するとすれば、80日間世界一周かナイアガラの受賞可能性が最も高いことになりますが、はたして結果はどうなるでしょうか。ドイツのウェブサイトSpielboxで行われている年間ゲーム大賞予想・中間集計ではナイアガラが1位、80日間世界一周が4位、勝利への道が9位となっています。
一方、同時に発表される年間子どもゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はプレイスペース広島と各メーカー)。国内で発売されていたものは2タイトルに留まりました。
- ダディ・クール(Daddy Cool / H.Meister / Huch)
- 小さなおばけ(Das Kleine Gespenst / K.Haferkamp / Kosmos)
- マゴ・マギーノ(Mago Magino / R.Knizia / Selecta)
- カメのこうら(Schildi Schildkröte / R.Hofstätter / Haba)
- カメのかけっこ(Schildkrötenrennen / R.Knizia / Winning Moves)
推薦リストは以下の通りです。家族向けゲームとしてノミネート入りが予想されていたゲームでは、マニラ、ウボンゴ、オーストラリア、アマゾン探検などがリスト入りを逃しました。フリーク向けで期待されていたルイ14世とバベルの塔を含め、投票が開始されたドイツゲーム賞(Deutscher Spielpreis)での入賞が見込まれます(リンク先はメビウス、名古屋EJF、Spielnet、当サイト、各メーカー、データベース)。
- 年間ゲーム大賞推薦リスト(9)
庭師の技、ブームタウン、ダイヤモンド、電力会社、ゲシェンク、ピラニアペドロ、ボードニムト、タイポ、私の世界の見方
- 年間子どもゲーム大賞推薦リスト(9)
くるりんモグラ、チャーリー・クオーク、エネ・メネ・モー、しみつきモンスター、スノルタ、星の子どもたち、動物かさね、数のこびと、魔法使いの弟子
大賞は6月27日発表予定。(Spiel des Jahres)