2004)」の結果を発表しました。10の項目について質問を用意し、以下のような結果となりました(各項目1位のみ掲載)。ドイツの賞の年度とは異なり、昨年のニュルンベルクからエッセンまでに発売されたゲームを対象にしています。
大方はこれまでに評価されているゲームが並びましたが、エッセンの新作ジャンボ、私の世界の見方、盗賊の親方がみどころ。不運なことにいずれも言葉と値段の壁が高く日本での発売は予想できませんが、個人輸入などで紹介されることが望まれます。
ほかに注目されるのは「今年の失敗作」コーナー。トイバーの脱カタンへの期待の裏返しとみることもできるカンダミールをはじめ、ラベンスバーガーのYES、クイーンのインダスなど期待を外した作品が並びます。
ほとんどのゲームは昨年のニュルンベルクで発表されたもの。エッセンよりもニュルンベルクの作品が高く評価されていることがわかります。今年度のゲームシーンを占う上でも、まもなく開催されるニュルンベルクの動向が鍵となるでしょう。(H@LL9000)
【2004年のゲームを振り返ってアンケート結果】
・好きなボードゲーム:サンクトペテルブルク(Sankt Petersburg / HiG)
・好きなファミリーゲーム:乗車券(Zug um Zug / DoW)
・好きなカードゲーム:サンファン(San Juan / alea)
・好きな2人ゲーム:ジャンボ(Jumbo / Kosmos)
・好きな長時間ゲーム:電力会社(Funkenschlag / 2F)
・好きなクイズ&パーティーゲーム:私の世界の見方(Wie ich die Welt sehe / Abacus)
・好きな子どもゲーム:墓場の吸血鬼(Dicke Luft in der Gruft / Zoch)
・斬新なゲーム:盗賊の親方(Meisterdiebe / Zoch)
・今年の失敗作:カンダミール(Candamir / Kosmos)