入門者部門に輝いたのはコロレット。シンプルなルールながらクニツィアテイストの再来とも評される悩ましく楽しいゲーム。フリーク部門は宝石商。幻の傑作バザリのリメイクでバッティングの妙を楽しむことができます。国産ゲーム部門はアップル・トゥ・アップル。長らく待望されていた日本語版が発売され、一般層に浸透しました。子どもゲーム部門はねことねずみの大レース。ゆうもあのゲーム会などで好評の新作です。
いずれも海外で受賞しているゲームですが、宝石商のドイツゲーム賞10位という成績からすると、若干の趣向の差が現れています。第1回と並んで日本人に好まれる要素を考えるのにも好材料となっています。(ゆうもあ)
【日本ボードゲーム大賞2003】
海外ゲーム・入門者部門:コロレット(Coloretto/M.Schacht/Abacus)
海外ゲーム・フリーク部門:宝石商(Edel, Stein & Reich/R.Staupe/alea)
国産ゲーム部門:アップル・トゥ・アップル(Apples to Apples/M.Kirby & M.A.Osterhaus /ビバリー)
子どもゲーム部門:ねことねずみの大レース(Viva Topo!/M.Ludwig/Selecta)