自宅ゲーム会01/10/13
大学時代の同級生Mさん宅にお呼ばれし,1ゲーム.Mさんとご主人のIさんはオーケストラのパーカッションパートつながりで知り合い,この年でもう家を建てている(「借金大魔王」という懐かしいフレーズも).今回は新宅と,まもなく1歳になる長男を見に遊びに行った.持っていくゲームとして「マエストロ」も検討したが,旦那さんが鉄道好きなのと,奥さんがドイツ文学を勉強している(大学でも独文)ところの共通点を取って,「1号線で行こう」を選定.IさんMさんご夫妻の新婚旅行は「路面電車とグリム童話の旅」で,実際にドイツで路面電車を見てきたそうで,とても気に入ってもらえました.
1号線で行こう(Linie 1 / S.Dorra / Goldsieber)
最初は結構でたらめに,何となく配置しているのですが,次第に利害が一致しないことがわかります.最初にもくろんでいた最短ルートは次々と変更を余儀なくされ,とてつもない回り道をすることになったりします.特に,1度置いたタイルを置き換えることができるというルールには大興奮.
最初に路線を完成させたのは,やはりIさんでした.だっこしていた子供も「パパは,今,佳境だからねー」なんて言ってベビーベッド行きに.IさんはLinie5(半蔵門線)で,経由地はDとGでした.「DとG,ドヴォルザークの8番だな(※ドヴォルザークの交響曲第8番はト長調G-durで,ティンパニはGとDにチューニングするという,オーケストラ経験者でもわかりにくいネタ)」などと言って曲を口ずさみながらティンパニをたたくそぶりをしました.もう,絶好調です.あせる残りの人たち.
Iさんが路線を完成させてからもその路線内の線路交換はできたのですが,Iさんの特急スピードでは多少の遠回りも焼け石に水.もっと厳しい線路交換をするべきでした.後半はボード中線路だらけになるので,どこに置こうか考えていると時間がかかります.前半のうちに交換不可能な「樹木タイル」を効果的に配置していくべきなのでしょうが,自分の路線の近くにおいてしまうとばれるというジレンマがあって,一筋縄ではいきません.利害が一致しているようならば,敵を作らず途中まででも協力して路線を建設していくというところがひとつの戦略になるようです.
翌日,実家に帰省したKさんがお兄さんとサシで1ゲームやったそうです.やはり鉄道好きのお兄さんが勝利.