相手の位置を推理して呪文を放つ!『マリオット』11月18日発売
SoLunerGがゲームマーケット2021大阪の新作として発表した『スノースマッシュ・クラン』をテーマ・ルールともにリメイク。ファンタジー世界の魔術士となり、ぬいぐるみ使い魔でお互いの位置を推理しつつ攻防を繰り広げる。
5×5マスの陣地はついたてで隠されており、どこにぬいぐるみ使い魔がいるかはお互いわからない状態で始まる。手番には1体を移動させ、呪文で他プレイヤーを攻撃する。攻撃先は座標で伝え、相手にヒットさせることができれば得点になる。
呪文で攻撃するには魔法陣が必要で、これによって相手に位置がわかられてしまう。広い範囲で低パワー、限定範囲で高パワーの呪文を駆使して、自分の位置を悟られず、相手を捉えていくことが勝利へのカギとなる。ここぞという時に使える大魔術を使えば大逆転が狙えるかもしれない。
ゲームマーケット大賞2019を受賞した『フォグサイト』から生まれた対戦ゲーム。手探りの中から次第に状況が見えてくる楽しさに加えて、やるかやられるかのスリルも味わえる作品だ。
内容物:クランカード(A・B)各6枚、ジェムカード 8枚、アクションカード 12枚、フィールドボード 5枚、スコアボード 1枚、スクリーン 6枚、コマ&マーカーシート(A・B)各1枚、説明書 1部
プランテーション開発から流通まで『コーヒートレーダーズ』日本語版、11月17日発売
キャップストーンゲームズ(アメリカ)から2021年に発売された作品。作者は『ワイルドキャッターズ』のコンビで、ゴールデンギーク賞の重量級ゲーム部門にノミネートされている。1970年代、コーヒー商社として中南米・アフリカ・アジア各地でコーヒー畑を開発し、フェアトレードで栽培されたコーヒー豆を世界中に販売する。
プランテーション、ワーカー、ロバ、ジャコウネコを配置し、トレーダーを派遣してコーヒー豆の確保や建築を行う。収穫されたコーヒー豆を手に入れ、そのコーヒー豆で契約を達成し収入や勝利点を得るというのがラウンドの流れ。これを3ラウンド行って勝利点を競う。
アクションポイント制のプランテーション開発、5ヶ所の地域でのエリアマジョリティ、契約達成のセットコレクション、プレイヤーボードでパラメータ管理と、ゲーマー要素がたっぷり詰まった重量級ゲーム。プラスチック製のコーヒー豆やメタルコインなど、コンポーネントにもこだわった作品だ。
内容物:ゲームボード 1枚、プレイヤーボード 5枚、木製駒類 387枚、タイル類 122枚、プラスチック製コーヒー豆 90個、メタルコイン55枚、得点記録用紙 1冊、2人プレイ用ボード 1枚、ルールブック1冊
(写真は英語版)