ドラフトで楽団員を集める『フェアリーコンチェルト』11月21日発売
『アマルフィ』『サッポロ1876』に続くtakewatch氏の作品。木駒をドラフトし、12人の妖精たちで最高のオーケストラを作り上げることを目指す。
袋から6つの駒を引き、1つ選んで個人ボード上に並べ、残りの駒を全て隣のプレイヤーに回す。これを駒がなくなるまで繰り返し、もう1ラウンド行って個人ボード上に12コマが置かれたらゲーム終了。
ゲームごとに異なる5つの目標カードで各目標カードで1位を取ると、客演奏者コマたちがやってきて演奏会を盛り上げてくれる。さらに指揮者コマを入手することで手に入る楽譜カードから勝利点を獲得し、勝敗を決める。
美しく印刷された木駒が見どころの軽量級ゲーム。NPC「バッハ」と競う1人用ルールもついている。
内容物:オーケストラボード 4枚、木駒 9種72個、カード(88×63mm)12枚、カード(68×44mm)82枚、布袋 1枚、日英ルールブック 各1冊
フェアリーコンチェルト(Fairy Concerto / takewatch / Uchibakoya, 2022)
妖精の音楽家を同時ピックアップドラフトして、作曲家が求める編成のオーケストラを作る。さらに条件を満たすとハープやピアノがついてボーナス。バランスよく集めるか、どれかを偏らせるかで戦略がある pic.twitter.com/vqSaqlYBPI— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) January 9, 2023
目を揃えて一気に進め『ラインダイス』12月16日発売
2個のダイスを振って自分のダイスをすべてゴールさせたら勝ちというバックギャモン系のレースゲーム。居椿善久氏の幻の作品が、美しいアートワークで一般発売された。
ダイスで出た目で、6個ある自分のダイスをその数だけ進めるか、その出目に変える。同じ目(1はジョーカー)で横一列に並べると「ライン」となり、その目が出ればラインのすべてのダイスを一気に進めることができる。単独で進めるか、手間がかかってもラインを作って一気に進めるかの戦略が勝敗を分ける。
ボードの途中にある「チェンジマス」に止まると相手のダイスの目を変えることができる。この攻撃がインタラクションを生み出す。ダイス運もあるが、終盤の寄せにはテクニックがあり、何連戦かすると実力が出るという。