キジのセットコレクション『ファザネリー』日本語版、1月20日発売
オリジナルは2Fシュピーレ(ドイツ)から今年の秋に発表された。一列に並んだカード上でコマを進めて、貴重なキジをコレクションするカードゲーム。
5枚のカードを並べ、プレイヤーのコマをランダムに配置してスタート。手番には自分のコマを好きなだけ進める。手番開始時にコマが単独で一番後ろにいるならば、自分のコマがあるカードから後ろのカードを回収し、カードを補充する。
カードには様々な得点パターンがあり、枚数によって失点になってしまうカードでは押し付け合いになることも。山札がなくなってコマがすべてカード列から出たら得点計算をして勝敗を競う。
カードは12種類あり、その中から6種類を使う。ゲームごとに組み合わせが変わり、変化が楽しめる。2セットで3~4人、3セットで5~6人プレイもできる。
サニーバード:ファザネリー日本語版(1~3個セット)
ファザネリー(Fasanerie / Friese / 2F-Spiele+サニーバード, 2022)
後ろの人からコマを好きなだけ進めて、後ろにコマがいなくなったらコマのあるカードより後ろを全部もらう。欲しいカードと欲しくないカードがある中で、どこまで進めてもカードをもらえるのかのオークションのようなプレイ感がある pic.twitter.com/vQF6uvnEac— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) March 26, 2023
ボードゲーム消費金額2022、平均は31万2千円
当サイトで行ったアンケート「ボードゲーム消費金額2022」(回答者112名)の結果、今年1年、ボードゲームの購入に使った金額の平均は312,225円となった。昨年の平均額308,258円とほぼ同額。
中央値は17万3000円と昨年の20万円からやや減。最頻値は5~10万円、最低額は10000円、最高額は300万円だった。回答者の分布はグラフの通り。
今年はコロナ禍での外出自粛がやや収まり、海外ボードゲームの日本語版はハイペースを維持している上に、国産ボードゲームのリリース数が増加。輸送費増や円安でボードゲームの価格が上がり、10000円以上するものも珍しくなくなっている状況で、消費金額も高止まりが続いている模様だ。
なお今年リリースされたボードゲーム単体での最高額は『カタン3D拡張』の64900円。『ネメシス・ロックダウン』の27500円、『エクリプス』の25300円、『オース』の22000円がこれに続く。