シュピール’11新作情報:クワリ
創業15周年を迎えたオランダのメーカーは、ずいぶんとタイムリーな作品を用意しています。
★メルトダウン2020(Meltdown2020)
C.v.モーセル作、1〜5人用、8歳以上、40分。
2020年、原子力発電所が事故を起こし、周辺の住民が危険な状態になっています。プレイヤーはレスキュー隊となって、安全に住民を避難させなければなりません。しかし事態は刻一刻と変わっており、臨機応変な対応が求められます。
★チャンピオンズ2020(Champions2020)
C.v.モーセル作、2人用、10歳以上、50分。
2002年に発売されたフットサルのゲーム『ストリートサッカー』を、11人制のスタジアムサッカーにリメイクしました。ダイスで選手を移動してゴールを目指します。ファウルの判定とフリーキック、イエローカード、選手交代など本格的なルールが加わりました。
★モンドリアン2020(Mondriaan2020)
C.v.モーセル作、2人用、8歳以上、15分。
赤青黄色の色が合うようにタイルを置き、同じ色でつながっているタイル枚数だけ得点できます。手札の3枚は公開で、相手のタイルのパターンにも注意を払わなければなりません。
C.v.モーセル作、2〜5人用、5歳以上、20分。
全員がそれぞれゴミ箱を持ち、スタートプレイヤーと同じゴミを『バティーク』の要領で自分のゴミ箱に入れます。15個入れたらゲーム終了で、上にはみ出した分だけ失点になります。
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シュピール’11新作情報:ホワイトゴブリンゲームズ
アークライトが日本語版を制作した『ホテルサモア』のメーカー、オランダです。
★シンガポール(Singapore)
P.ズィルフェスター作、3〜4人用、12歳以上、90分。
イギリスの植民地支配社T.ラッフルズは商人たちを新天地に招きました。プレイヤーはこの商人となって、交易所を大きな都市に成長させます。小さな都市とひとつの建物から、毎回土地を増やし、新しい建物を作り、通りにそって労働者を移動して資源を手に入れたり、交換したり、勝利点に変えたりします。闇市を使うとチップを引いて、黒が増えるとペナルティのリスクが上がります。
★パニックステーション(Panic Station)
D.オスロー作、4〜6人用、10歳以上、40分。
政府によってエイリアン退治に送り出された隊員は、基地の中でエイリアンを見つけ出し、火炎放射器で倒します。協力してミッションに取り組みますが、その矢先、エイリアンが隊員に寄生し、裏切り者となります。誰が寄生されたのか分からないため、疑心暗鬼に陥ります。
★リボルバー(Revolver)
M.チャプリン作、2人用、12歳以上、90分。
西部を舞台に保安官とギャングに分かれ、カードを駆使して戦います。全員捕まえるのが先か、メキシコに逃げるのが先か、時間との勝負です。それぞれ別のデッキを使用し、銃撃戦が繰り広げられます。
B.ファイドゥッティ作、2〜8人用、10歳以上、40分。
探検家となって謎の寺院を目指すレースゲーム。『操り人形』と同じ職業選択システムで自分のコマを進め、最初にゴールに着いた人が勝者です。「職業を指定して、その職業を選んだ人は進めない」「宝石を2つ支払って次の寺院まで進む」「職業を指定して宝石を全て盗む」など、職業のタイプも『操り人形』をほぼ踏襲しています。
B.ファイドゥッティ作、3〜6人用、8歳以上、45分。
2001年にフランスのデカルト出版から発売された制限時間付き交渉ゲーム。みんなでカードを出しあってドラゴンを倒すのは簡単ですが、その後、制限時間内に獲物の宝石を配分しなければなりません。誰かがゴネたりして時間がなくなると、誰ももらえなくなってしまいます。新バリアント付き。
H.ベルイ、A.ベルイ作、2〜6人用、10歳以上、45分。
ペストをテーマにしたボードゲーム『ラットゥス(ラッタス)』の拡張第2弾。北アフリカのボードが加わって広域化し、不思議な能力を持ったアラビア風のキャラクターが登場します。
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