2対1対1のトリックテイキング『アカデミー』日本語版、6月7日発売
プレイヤーによって役割と勝利条件が異なる変形トリックテイキングゲームで、アミーゴ社(ドイツ)が昨秋発売した。
スタートプレーヤーから時計回りに「キャプテン」「マスターマインド」「チームプレーヤー」「レヴェル」となり、「キャプテン」「チームプレーヤー」チームと「マスターマインド」1人で獲得トリック数を競う。「マスターマインド」は人数的に不利だが、配られた手札を見てから、自身に有利なラウンドのルールもしくは切り札を決める権利がある。「レヴェル」は3種類以上のカード獲得を目指す。
8回のトリックで達成できたらメダルを獲得し、役割を交代して次のラウンドへ。メダル3つと「紫の7」のカードを獲得すれば勝者となる。ラウンドによって変わる役割・ルール・切り札に柔軟に対応して目標を達成しよう。
ピッタリ積めるトラックは?『ザックンパック』日本語版、6月28日発売
オリジナルはコスモス社(ドイツ)から2008年に発売された作品で、2009年のドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに選ばれている。荷物の多さとトラックの大きさを一目で判断して、ちょうどよく積み込めるトラックを選ぶパターンマッチングゲーム。
はじめにダイスを振って荷物の数を決める。全員その荷物を受け取ったら、タイルを人数分並べ、一斉にめくってスタート。持っている荷物がちょうどよく積めると思うトラックを1つ選んで早い者勝ちで取る。
トラックによって積める大きさと高さが決まっており、はみ出したり、橋をかけるように積んだりしてはいけない。実際に積み込んでみて、積み込めなかった荷物、積み残して空いたスペースが失点になる。失点が一番が少なかった人はボーナスをもらい、これを繰り返して誰かが破産したらゲーム終了となる。
荷物の量はダイスによって大きく変動し、それに合わせてちょうどよいトラックを探さなければならない。2人用ルール、バリアントルールも収録。パターン認識能力が問われるが、ワイワイ盛り上がれるゲームでもある。