ドラフト&カード配置で遺跡探険『ボレアル』日本語版、5月下旬発売予定
オリジナルはA.I.Lab.遊がゲームマーケット2022秋に発表し、アークライト・ゲーム賞で佳作に選ばれた『ビルドキャッスル』。スパイラル・エディション(フランス)がリメイクしたものを逆輸入で日本語版にした。カード32枚だけの2人用遺跡探険ゲーム。
中央に並んだ遺跡カードをドラフトし、コストである「コンパス」を支払って自分の前にピラミッド状に配置する。後から置くために取っておくことも可能。配置したカードは「コンパス」をもたらすと共に、即時効果や終了時効果があるが、上にカードがあると収入がなくなり、「コンパス」が減るとドラフトの選択範囲が狭まってしまう。どちらかのプレイヤーが10枚並べた時点でゲーム終了となり、知識点を競う。
自分の欲しいカードと相手の欲しいカードをよく見極めて「コンパス」を管理し、即時効果も有効に使って高得点になる配置を目指そう。
協力ミステリーゲーム第12弾『パール教授と47の謎』5月31日発売
卓上探偵団シリーズ第12弾。グループSNE代表の安田均氏らがデザインを担当したマーダーミステリーミニ『ムーンストーン邸殺人事件』の探偵たちが登場する。全員で1つのチーム(探偵団)となり、地図を探索し聞き込みを行い、事件の真相を探る。マーダーミステリーとは違ってプレイヤーの中に犯人はおらず、プレイヤー同士で争う要素もない。推理と謎解きに特化した協力ゲームで、探偵映画のような2時間を過ごすことができる。
1960年、アメリカとソ連による冷戦の真っ只中。東京オリンピックに向けて経済が復興しつつある日本の地方都市、兵庫県赤穂市を、アメリカ人の探偵団一行が訪れていた。著名な安楽椅子探偵パール教授とその助手たちである。しかしのんびりした物見遊山の空気は、早朝破られた。近くの旅館で、市会議員の銀谷品野介(ぎんたに・しなのすけ)の遺体が発見されたのだ! 知らせを受けて現場に乗り込んだパール教授は、即座に告げる――「不審な点が多すぎる」と。事故か、それとも殺人か? パール教授とその助手になって、古い日本家屋で起きた不思議な事件を解決しよう!