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ドラフト&カード配置で遺跡探険『ボレアル』日本語版、5月下旬発売予定

リゴレは5月下旬、『ボレアル(Boreal)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:水野将史、アートワーク:岩瀬由布子、2人用、10歳以上、25分、3300円(税込)。ゲームマーケット2025春にて先行販売される。

オリジナルはA.I.Lab.遊がゲームマーケット2022秋に発表し、アークライト・ゲーム賞で佳作に選ばれた『ビルドキャッスル』。スパイラル・エディション(フランス)がリメイクしたものを逆輸入で日本語版にした。カード32枚だけの2人用遺跡探険ゲーム。

中央に並んだ遺跡カードをドラフトし、コストである「コンパス」を支払って自分の前にピラミッド状に配置する。後から置くために取っておくことも可能。配置したカードは「コンパス」をもたらすと共に、即時効果や終了時効果があるが、上にカードがあると収入がなくなり、「コンパス」が減るとドラフトの選択範囲が狭まってしまう。どちらかのプレイヤーが10枚並べた時点でゲーム終了となり、知識点を競う。

自分の欲しいカードと相手の欲しいカードをよく見極めて「コンパス」を管理し、即時効果も有効に使って高得点になる配置を目指そう。

リゴレ:ボレアル

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協力ミステリーゲーム第12弾『パール教授と47の謎』5月31日発売

グループSNEは5月31日、協力ミステリーゲーム『パール教授と47の謎』を発売する。ゲームデザイン:安田均&柘植めぐみ、イラスト:さかいだちひろ、松田ミア、1~4人用、15歳以上、120分、2750円(税込)。

卓上探偵団シリーズ第12弾。グループSNE代表の安田均氏らがデザインを担当したマーダーミステリーミニ『ムーンストーン邸殺人事件』の探偵たちが登場する。全員で1つのチーム(探偵団)となり、地図を探索し聞き込みを行い、事件の真相を探る。マーダーミステリーとは違ってプレイヤーの中に犯人はおらず、プレイヤー同士で争う要素もない。推理と謎解きに特化した協力ゲームで、探偵映画のような2時間を過ごすことができる。

1960年、アメリカとソ連による冷戦の真っ只中。東京オリンピックに向けて経済が復興しつつある日本の地方都市、兵庫県赤穂市を、アメリカ人の探偵団一行が訪れていた。著名な安楽椅子探偵パール教授とその助手たちである。しかしのんびりした物見遊山の空気は、早朝破られた。近くの旅館で、市会議員の銀谷品野介(ぎんたに・しなのすけ)の遺体が発見されたのだ! 知らせを受けて現場に乗り込んだパール教授は、即座に告げる――「不審な点が多すぎる」と。事故か、それとも殺人か? パール教授とその助手になって、古い日本家屋で起きた不思議な事件を解決しよう!