ニュルンベルク2004新作情報

ニュルンベルク2004新作情報

エッセン・国際ゲームフェアと並んでドイツゲーム最大の催し物であるニュルンベルク・トイフェアの2004年は2月5日から10日までです。ドイツゲーム新作のほとんどはエッセン・国際ゲームフェアとニュルンベルク・トイフェアで発表され、年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞は前年のエッセンと当年のニュルンベルクで発表されたゲームの中から選ばれます。エッセンが一般愛好者のお祭りであるのに対し、トイフェアは業界関係者にしか入場許可証が出ない専門性の高い催しとなっています。各メーカーとも発表数はエッセンよりずっと多いので、注目度も高いです。
 このサイトでは、海外の各サイト(Gamefest、Spielbox、Poeppelkiste、Reichder Spiele、Spiele-Truhe)の紹介から、ニュルンベルクで発表される予定の新作紹介を翻訳します。中には噂の域を出ないものもあり、メーカーの事情によって、ニュルンベルクに間に合わないものもあります。ゲーム名は仮訳で、日本で発売されるときには別になるかもしれません。

更新履歴:12月19日アップ、1月13日アミーゴ、デイズ・オブ・ワンダー追加、ラベンス追記、1月15日アバクス追記、1月17日ハバ、ハンス・イム・グリュック、ティンブクトゥ、ウィニングムーブズ追加、1月21日アバクス、ハバ、ラベンスバーガー追記、1月28日アレア、ジャンボ、コスモス追記、2月1日ゴルトジーバー、ネクサス出版追加、アバクス、アレア、クイーンゲームズ追記、2月5日セレクタ追加、2月6日アミーゴ、コスモス追記、2月8日ドライマギア追加、2月10日ツォッホ追加、コスモス、ハンス・イムブリュック、ラベンスバーガー追記、2月15日ダヴィンチ、キダルト、ピアトニク追加、アバクス、ラベンスバーガー、セレクタ追記、4月19日ラベンス追記

主要メーカーの動向

Abacus アバクス:シャハトのハンザ、ハンス社の人気ゲーム再版
alea アレア:マンツのニューヨーク五番街、人気作プエルトリコのカードゲーム、サンファン
Amigo アミーゴ:シュタウペのコミュニケーションゲーム、プライバシー
Clementoni クレメントーニ:クラマーの湖に沈んだ街
daVinci editorice  ダヴィンチ出版:軽めのカードゲーム、他人ゲームなど一挙8作発表
Days of Wonder  デイズ・オブ・ワンダー:ムーンの乗車券
Drei Magier ドライマギア:子供用カードゲーム、ミックス
Goldsieber ゴルトジーバー:フェドゥッティ&カタラのイグルーイグルー
Haba ハバ:一挙17タイトル!
Hans im Gluck ハンス・イム・グリュック:ドーンのマネージメントゲームゴア
Jumbo ジャンボ:モノポリーの変形ジャンボジェット
Kidultgame キダルトゲーム:カードゲーム3作
Kosmos コスモス:デロンゲのドス・リオス、クニツィアから3作など有名デザイナー攻勢!
Kronberger Spiele クロンベルガー:菱形ボードの探検&開拓ゲームロストバレー
Nexus Editorice ネクサス出版:新ゲームシリーズ戦いの翼
Phalanx Games ファランクス・ゲームズ:クラマーのボードゲーム、ラージャとクラマーのカードゲーム2点
Piatnik ピアトニク:クニツィアのカードゲームニワトリのレース
Queen Games クイーン・ゲームズ:パニングのインダスアルハンブラ拡張1
Ravensburger ラベンスバーガーマルコポーロほかクニツィア作品3点、期待の再版
Schmidt シュミット:ムーン&ブルムのオアシス
Spiel aus Timbuktu ティンブクトゥ:1500部限定大きなエサ
Uberplay ユーバープレイ:クニツィアの綱渡りほか英語版多数
Winning Moves ウィニング・ムーブズ:クニツィアの子供ゲームカメのレース
Zoch ツォッホ:墓場で起こった吸血鬼の争い墓場の空気

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Abacusspiele アバクス

ハンザハンザ(Hansa)
パリパリコロレットでアバクスとの関係を強めたシャハトの新作。2~4人用、10才以上、プレイ時間45分。アメリカのユーバープレイ社による英語版と共に同時発売されます。14世紀の都市国家時代に一番の商人になることを目指します。バルト海沿岸を渡り歩き、品物を集めます。都市の市場に拠点を築いてネットワークを作れば商品を早く売りさばけるようになるでしょう。ファミリー向けの楽しく、そして悩みどころの多い交易ゲームです。

ザ・ゲーム(Das Spiel)
ラインハルト・ヴィッティヒ作、1980年に美術賞を受賞したダイスピラミッド(Wurfelpyramide)の再版です。初版はパールフーンによるもので、1986年にフランク(現コスモス)が再版し、今回が第3版となります。3色のサイコロたくさんと、青いサイコロ1個が入っており、6つのルールで遊ぶことができます。他のルールとサイコロを入れた拡張セットも後に発売されます。

もぐり(Moguli)
ラインハルト・ヴィッティヒ作の2人用アブストラクトゲーム。ボード上を移動して勝敗を争いますが、ボードの下にもぐると、そこに別のルートがあります。表裏2つのルートをうまく利用する戦略的なボードゲームです。

サムライ(Samurai)
ハンス・イム・グリュックから1999年に発売され、絶版になっていた戦国時代ものの再販。アメリカのリオグランデ社による英語版も同時発売。クニツィア作、2~4人用、10才以上、プレイ時間45分。

ハイパーロボット(Rasende Roboter/Ricochet Robot)
同じくハンス・イム・グリュックから1999年に発売され、絶版になっていたパズルゲームの再販。アメリカのリオグランデ社による英語版も同時発売。ランドルフ作、2人~、10才以上、プレイ時間30分。新たなボードと5つ目の黒いロボットが追加され、オリジナルと同じ遊び方も、発展ルールでの遊び方も楽しむことができます。

カイ・ピラニア(Kai Piranja)
たくさん魚を集めるカードゲーム。オリバー・イーゲルハウト作。魚は4種類あり、それぞれ大・小・空腹があります。手番には山札からカードをめくり、同じ大きさか同じ種類の魚が出ると獲得できます。合っている限りめくり続けることができますが、合わない魚が出たり、空腹の魚が出るとバーストです。空腹の魚はそれまでに出た魚を食べて太ります。この魚は、同じ種類の魚を3匹集めることで獲得できます。山札がなくなったときに点数の一番高い人の勝利。リスクを承知で欲張るか、慎重に行くか悩ましいゲームです。

ネズミ(Mausen)
デートレフ・ヴェント作の子供向けカードゲーム。イヌはネコに勝ち、ネコはネズミに勝ち、ネズミはゾウに勝ち、ゾウはイヌに勝ちます。みんな一斉にカードを1枚出して、勝敗を競います。手札を全部使ったときに、点数の高い動物を集めた人が勝ちです。子供だけでなく、大人でもブラフを使ったり、他人の失敗を喜んだりすることで楽しめるようになっています。

ハエたたき(Fliegen klatschen)
クリスティアン・ホイザー作。各人に山札が作られ、1枚ずつめくって場に出していきます。6色のうち5色が場に出るか、ハエたたきカードが出たら勝負。カルタとりの要領でハエを取り合います。ただし取ることができるのは、場に一番多く色が出ているハエだけです。最後に取ったハエの点数を合計し、一番多い人が勝利します。テンポのよいファミリー向けゲームです。


alea アレア

サンファン(San Juan)
 大ヒット作プエルトリコのカードゲーム。エッセンやゲームパーティで試作品が発表され、一番人気となりました。デザイナーはボード版と同じくA.ザイファルト。2~4人用、10才以上、プレイ時間45~60分。110枚のカードには5種類の産品と22種類の紫の建物があります。このほかに職業カード5枚、交易所5枚のタイル、得点シート、筆記具が付いています。
 今度のカードゲームの売りは、ゲーマーを魅了したボード版での職業選択システムのほかに、手札が建設可能な建物であると同時に、お金にもなるというところです。たとえば図書館を建設するには、手札をさらに5枚出さなければなりません。しかし他にも建てたい建物ばかりで捨てるのは惜しい…そんなジレンマがあります。
 ボード版との違いは、プレイ時間が短く、ルールが易しく、展開がストレート(積み込みなし、勝利ポイントは建築からのみ)で、運の要素が上がったことです。さらに楽しく、はまりやすく、ほかにないものになりました。
 エッセンは試作品のテストプレイになり、製品版の発売は年明けになる見込みです。英語版はリオグランデから発売。

ニューヨーク五番街(Fifth Avenue)
ギガンテンのデザイナ、W.マンツによる大箱の建設ゲーム。ニューヨークの30年代、建設ラッシュがピークを迎えていました。特に五番街沿いには高層ビルが次々と立ちました。しかしどれが一番いい場所でしょうか? 最高級ブティックやしゃれたギャラリーはどこになるでしょうか? 居並ぶ宝石店の中でだれが一番のよいでしょうか? オリジナルな競りと複雑な込み入った方法によってこの建設ゲームは特に戦略的な要素があります。2~4人用、12才以上、プレイ時間60~100分。難易度は5となっています。ニュルンベルク以降(3月中旬・下旬)の発売になる見込みです。英語版はリオグランデから発売。


Amigo アミーゴ

プライバシー(Privacy)
5~12人用、16才以上のパーティーゲーム。ラインハルト・シュタウペ作。下着を毎日替える、お風呂でおしっこをする、自分は右どなりの人より賢いと思う、独り言を言う、刺青をしている、大人のおもちゃ屋に行ったことがあるなどの質問を読みます。各プレイヤーは自分が質問に当てはまるかどうかをひそかにチップ(はい…オレンジ/いいえ…黒)で答えます。その答えは袋に入れられ、誰が何を答えたかは自分以外わかりません。ただし正直に答えなければなりません。ついで、全員の中で何人が質問に当てはまるかどうかを予想します。袋を開けて、予想どおりならば3マス、1人違いならば1マス進みます。ボードを一周したら勝ちです。ちょっとアダルトな質問も入っており、対象年令は高めです。

お邪魔者(Saboteur)
フレデリック・モヤーセン作、3~10人用、8才以上、プレイ時間30分。プレイヤーはドワーフとなって銀山を掘っています。しかしその中に一人だけ、妨害するだけのお邪魔者がいます。カードが伏せて配られ、掘る人とお邪魔者がひそかに決められます。スタートカードと3枚のゴールカードを置いてスタート。掘る人は道カードを並べて、スタートからゴールをつなぐことを目指します。お邪魔者になったプレイヤーはそれをさりげなく、妨害していきます。手番には道カードを置くか、アクションカードを使うか、パスをします。アクションカードには他のプレイヤーを助けるもの、邪魔をするもの、ゴールの3枚の中身を見れるものがあります。ゴールに道がつながったら儲けを掘る人で分け、途中でだめになったらお邪魔者が儲けをかっさらいます。これを3ラウンド行って一番儲けた人の勝ちです。

囚人たち(Die Knastbruder)
ユルゲン・ヘール作、2~5人用、8才以上、プレイ時間20分。囚人たちが力をあわせて脱獄を企てます。はじめそれぞれの囚人の前には10本の檻が置かれます。どのプレイヤーがどの囚人かカードで指示されますが、カードは裏返しにして自分以外わかりません。手番にはダイスを振って1本檻を取り除き、残りの数だけ檻を並べ替えます。ただしダイスで看守マークが出ると何もできません。最初に檻がなくなった囚人をもっているプレイヤーの勝ちです。ブラフをうまく使って檻をたくさん置かれないようにします。

ネズミ注意!(Maus pass auf!)
ハイム・シェーファー作、2~6人用、6才以上、プレイ時間20分。ネズミがチーズに近寄ります。ネコでうまく捕まえましょう。はじめにカードを全員に同数配り、各自の山札とします。中央に1枚カードを置いて、手番プレイヤーから自分の山札を1枚めくり、中央に出していきます。チーズカードの上にネズミカードが出てきたら、次のプレイヤーはこれを捕まえなければなりません。ネズミカードに書かれた数だけカードをめくり、ネコカードが出れば捕獲成功、ネズミカードとネズミチップをもらいます。チーズカードが出てしまったら失敗、前のプレイヤーがネズミカードをもらいます。またネズミカードだったら、その次の人のチャンスです。こうして9枚のネズミチップが取られたところでカードの多い人の勝ちです。

ハゲワシ特攻隊(Geier Sturzflug)
ラインハルト・シュタウペ作、2~5人用、6才以上、プレイ時間20分。色と物がかぶらないように列を作っていきます。中央に六角形タイルを置き、各辺にカードを2枚ずつ並べてスタート。カードがめくられたら、そのカードが置ける列の番号を探して早い者勝ちで宣言します。間違っていなければカードをその列に置いて、次は自分の山札をめくります。3回間違うとゲームオーバー。最初に自分の山札を全部なくしたプレイヤーが勝ちです。

カモのバレエ(Entenballett)
ジャン・ド・ペール作、2~6人用、5才以上、プレイ時間20分。4匹のカモをうまく回して対応するバレエのポーズを作ります。

カラフル・ドッグ(Der Bunte Hund)
ジャック・ズィーメ作、2~5人用、6才以上、プレイ時間15分。街で有名なカラフルドッグ、ベンノが着ている服をいち早く見つけ出します。

窓洗いの親方(Meister Scheibenkleister)
ハインツ・マイスター作、2~6人用、5才以上、プレイ時間15分。プレイヤーは窓洗いの親方となってバケツと雑巾をもって出発します。シャッターが下りていても、窓の大きさから次に掃除する窓を判断しなければなりません。観察力と判断力のゲームです。

耳を開けて(Ohren auf!)
ラインハルト・シュタウペ作、2~6人用、5才以上、プレイ時間20分。カードをめくってある言葉を言います。その言葉に対応するカードの組み合わせを探します。たくさん探したプレイヤーの勝ちです。

ココナッツはどこ?(Wo ist die Kokosnuss?)
ラインハルト・シュタウペ作、2~6人用、5才以上、プレイ時間15分。動物園のサルがあばれだしてお客さんの荷物を盗んでいってしまいました。荷物の書かれたカードを1枚ずつどんどんめくっていくので、その中から何が足りないかを言い当てます。記憶力と認識力のゲームです。


Clementoni クレメントーニ

湖に沈んだ街(Versunkene Stadt)
クラマー&キースリング作、2~4人用、ゲーム時間45~60分。アメリカのユーバープレイ社による英語版と同時発売。
 何百年も前、富に恵まれた街が突如大波に飲まれました。幸運なことに波が押し寄せたとき、街自体は完全な状態でそのまま沈みました。今では深い湖の底に沈み、水の精ネプチューンに守られています。
 プレイヤーは少しずつ、魔力で街をの部分を湖から引き上げていきます。そして宝を探しながら、石で舗装された道づたいに建物をめぐります。宝を見つけたら、怒ったネプチューンに取られないようにして自分の村まで引き返しましょう。ネプチューンにつかまったら持ち物は全部取られてしまいます。侵入に怒ったネプチューンは、侵入者をを追いかけ全てを水に沈めてしまうのです。
 ゲームの最後に、一番多く宝を村まで持ち帰っていたプレイヤーが勝利します。立体的な建物のコンポーネントにインパクトがあります。

daVinci Editorice ダヴィンチ出版

ダヴィンチは今年新たに8作を発表しました。エレガントなマエストロ、パーティー向けのジオチオンダ、シンプルなアレグロの3シリーズがあります。

アレグロシリーズ

アブラカダブラ(Abracadabra)
ドメニオ・ディ・ジョルジョとロベルタ・バーレッタの共同制作、2~6人、8才以上、プレイ時間20~40分。魔法学校の弟子がカードをうまく組み合わせて魔法の腕を競います。

ファルファリア(Farfalia)
デレック・カルヴェル作、2~5人用、8才以上、プレイ時間30~45分。科学標本の採集をテーマにしたトリックテイキングカードゲーム。

ミスター・ビル(Mister Bill)
トマソ&フリッポ・ペルシヴァレ作、3~8人用、7才以上、プレイ時間15~20分。ミスター・ビルのレストランではウェイターたちが料理を運ぶのに大忙し。交換と運を使って一生懸命働きます。

モビー・ピック(Moby Pick)
ルイージ・フェリーニ作、3~8人用、7才以上、プレイ時間15~20分。コヤギのモーリー、オウムのポーリー、白鯨のモビーピック…カードを使った反射神経の絵合わせ、色あわせゲームです。

ジオチオンダシリーズ

オリエント(Oriente)
ルカ・コッポラ作、4~12人用、10才以上、プレイ時間20~40分。2003年にダヴィンチ・ゲームデザイナコンテストで優勝した作品です。舞台は日本。侍、将軍、大名、浪人などが登場して戦利品を奪い合う交渉とブラフのゲームです。

オストラコン(Ostrakon)
シルヴァノ・ソレッティーノ作、5~12人用、8才以上、プレイ時間45~60分。「宇宙に生物はいるか」「野球とバスケットボールではどちらがよいか」「子供がいいか牛肉がいいか」などの質問に、皆がどう答えるかを予想します。

ワードジャム(Word Jam)
ワルター・オベルト作、5~12人用、10才以上、プレイ時間15~20分。2003年のダヴィンチ・ゲームデザイナコンテストノミネート作品。アリババと40人の盗賊が洞窟の前に来ました。扉を空ける呪文は子音しか覚えていません。単語と入札のゲームです。

マエストロシリーズ

踊るダイス(Dancing Dice)
シルヴァノ・ソレンティーノ作、2~6人、8才以上、プレイ時間20~30分。ダイスを振ってタンゴやタップダンスを披露し、ダンスコンテストに優勝するゲームです。

ドッジシティ(Dancing Dice)
バン!の拡張第2弾。ならず者のガンマンや防弾チョッキが登場。3人と8人でも遊べるようになります。

トゥチュルチャ(Tuchulcha)
マルコ・ドナドーニ作、2~4人用、10才以上、プレイ時間20~40分。紀元前6世紀を舞台に神々に捧げ物をして恩寵を得るゲーム。

Days of Wonder デイズ・オブ・ワンダー

乗車券(Ticket to Ride、独題Zug um Zug)
アラン・R.ムーン作の鉄道をテーマにしたボードゲーム。機関車に貨物列車をつないでアメリカ大陸を移動します。遠距離を移動するほど報酬が上がります。手番には貨物カードを取るか、ルートを確保するか、目的地カードを取るかのいずれか。目的地カードに指示されたルートを確保して列車を通せば得点になります。ボードはユニオン・パシフィックを髣髴とさせる作りですが、ゲームはシンプルなまったく別のゲームです。

テラ(Terra)
ブルーノ・フェドゥッティ作のカードゲーム。すでに発売されていますが、ニュルンベルク初登場です。地球を救うというテーマで、社会・外交・環境問題を対応するカードを出して解決していきます。問題が解決されないでしまうと、全員負けになるので時には協力も必要です。


Drei Magier ドライマギア

ミックス(Mixx)
ジャック・ズィーメ作。6才以上、2~4人用。8枚の手札を机の上に並べていきます。並べるときには、となりのカードと色もマークも同じになってはいけません。最後にカードを置いた人が場のカードを全てもらいます。何ラウンドか行って集めたカードの多い人が勝ちです。子供ゲームながら悩みどころの多いゲームになっています。


Goldsieber ゴルトジーバー

イグルーイグルー(Iglu Iglu)
ブルーノ・フェドゥッティとブルーノ・カタラの共同制作。魚とキツネを求めてイヌイットたちが氷原にやってきました。氷原では恐ろしいシロクマだけでなく氷にも気をつけなければなりません。氷がどんどん溶けて氷原が島になり、足場がなくなってしまいます。アクションポイント制で移動・狩・漁を行っていきます。氷は至るところで溶けたり流されたりして、地形は刻一刻と変わっていきます。ゲーム終了時に最も勝利ポイントを稼いだ人の勝ちです。
2人でも遊べるファミリーゲームです。地形がなくなっていくさまを、フェドゥッティは「カルカソンヌの反対」と表現しています。2~4人用、10才以上、45~60分。

恐竜ブーム(Dino Booom)
恐竜を捕まえて料理を作るアクションゲーム。ドミニク・エアハルトとピエール・ニコラス・ラポイントの共同作品。酋長が料理カードを出したら狩りの始まりです。ただし酋長ははじめに神託の骨でどこで狩をするか調べます。さあスタート。プレイヤーは吸盤を持って料理カードに描かれた恐竜の狩りに望みます。料理に必要な全ての恐竜を集めたら、ごほうびとして料理カードをもらいます。バナナはどの恐竜の代わりにもなるジョーカーです。料理カードに描かれた恐竜を一番多く集めた人が商社です。

どんどん上に(Immer oben auf!)
ほかのプレイヤーから動物を取り合って積んでいくゲーム。A.R.ムーンとA.ヴァイスブルムが初めて取り組んだ子供ゲームです。ロバ、ネコ、イカ、トリ…動物がどんどん積み上げられていきます。他の人が何を一番上に積んでいるか言い当てれば、それを取ることができます。しかし積んでいる順序はどんどん変わっていくので、覚えておくのは容易ではありません。最初に一定数の動物を集めた人が勝ちます。3~5人用、6才以上、プレイ時間20分。


HABA ハバ

密輸業者の島(Insel der Schmuggler)
アンヤ・ヴレーデ作。2~4人用、6歳以上。密輸業者たちが島から島へと品物を運びます。灯台の明かりに当たると、荷物を早く甲板に上げなければなりません。木製の灯台が回転するダイスゲームです。

ドロップス・カンパニー(Drops & Co.)
ギュンター・バーズ作、2~4人用、5歳以上。できるだけ早く自分の色のドロップをワゴンに集めます。でもドロップはいつも同じ場所にあるとは限りません。回転式の仕掛けがある集めゲームです。

冒険の世界(Welt der Abenteuer)
ヴォルフガング・ディルシャール、マルクス・ニキシュ作、2~4人用、4歳以上。予想・リアクションゲーム、記憶ゲーム、手先の器用さを競うゲーム、ダイスゲームの4つを集めた冒険をテーマにしたゲーム集。

小さな野菜畑(Obstgartchen)
フェーラ・バウマイスター作、1~4人用、3~8才。カラスが来る前にサクランボを協力して収穫するダイス&記憶ゲーム。

ガタゴト・ナイト(Rumpel-Ritter)
ベンヤミン&ギュンター・ブルクハルト作、2~4人用、4才以上。騎士たちが塔をガタゴト走ります。ドアが開くと、彼らはどっと押し寄せます。でも中には落ちてしまうものもあります。一番多く騎士を助けられるのは誰でしょうか? 立体の塔を使ったダイスゲームです。

靴下さがし(Socken zocken)
ミヒャエル・シャハト作、2~6人用、4才以上。みんな一斉に靴下のペアを探します。ごほうびはせんたくバサミ。スピーディーな探し物ゲームです。

整頓(Rein damit)
ハインツ・マイスター作、2~4人用、4才以上。ボールをおりに入れて動物の仲間を集める手先の器用さを競うゲーム。

海賊の対決(Piraten-Duell)
ハバゲーム編集部作、2~4人用、6才以上。海賊たちが海を渡って点数を集めます。この点数を巡って対決することもあります。瓶に入った海賊ゲームです。

ニワトリ鍋(Huhnerpfanne)
マンフレッド・ルートヴィヒ作、2~6人用、5才以上。釣竿を使ってフライパンから美味しそうな鶏肉料理を釣り上げます。でもそのとき片目を目隠しするので遠近感がわかりません。実際にフライパンに入ったスピーディーな釣りゲームです。

ちょっと失敬(Knapp daneben)
ジャック・ズィーメ作、2~8人用、6才以上。一斉に正しいコマを探すゲーム。でもちょっと失敬することもあります。スピーディーなリアクションゲーム。

ベロ、探して(Such, Bello!)
ハインツ・マイスター作、2~5人用、4才以上。ベロが友達を探す手伝いをします。ネコがいろいろ教えてくれます。答えを言い当てるゲーム。

ニンジンさがし(Karottenklau)
ペーター・バルス作、1~6人用、4才以上。ニンジンにくすねられる前に、4つのニンジンを協力して収穫するダイスゲーム。

インクよごれ(Klecks)
トーマス・ダウム作、2~6人用、3~6才用。サイコロの色に従って絵を分類します。絵の裏側には色がついていて答えあわせができます。色を学習するゲームです。

かしこいクマさん(Schlaubar)
アンヤ・ドライヤー・ブルックナー作、1~4人用、3~6才用。ものの名前を学習するゲーム。

ルーシーとペペ(Lucy & Pepe)
2~4人用、4才以上。古典スゴロクゲーム「まあ怒らないで(Mensch, ArgereDich nicht)」を子供用にアレンジしたゲーム。

ビンゴリノ(Bingolino)
子供用の4目並べ。2~4人用、6才以上。

酋長の「小羽」(Hauptling “Kleine Feder”)
カードを覚えてたくさんカードを集めるゲーム。

Hans im Gluck ハンス・イム・グリュック

ゴア(Goa)
リューディガー・ドーンによるボードゲーム。3~4人用、12才以上、プレイ時間約45分。インド西岸の都市、ゴアの16世紀初頭を舞台にしています。美しい海岸と快適な気候、そして世界の重要な交易中心地で栄えていました。貿易会社はスパイスを扱い、船と入植者を世界に送ってお金を稼ぎます。まずプランテーションやアクションカード競りが行われ、そこから3アクションポイントを使って行動します。各自のボードを発展させていきますが、資源を上手に集め、先の先を読まなくてはなりません。トップかビリかの境は、スパイスを会社の発展に使えるか、船を効率よく使えるか、プランテーションの能率を上げるか、入植者を増やすかにかかっています。戦略的な商売が成功を生みます。ゴア、それは富と名声とリスクの土地なのです。英語版はリオグランデから発売。

サンクト・ペテルスブルク(St. Petersburg)
新人ミヒャエル・トゥメルホーファーによるカードゲーム。イラストはドリス・マテウス。2~4人用、10才以上。バロック建築の宮殿、広い歩道、大きな弧の橋…サンクト・ペテルスブルクは1703年5月16日、皇帝ペテロが最初の建物の基礎を置きました。すぐに豪華な建物が増え、どんどん広がっていきました。貴族は建築によって勝利をもたらす名声ポイントを稼ぎます。でもそのためには資金のルーブルを提供してくれる商人が必要です。商人なしに豪華な建物は作れないのです。そして競争はやまず望みのカードを巡って日夜続くのです。4つのフェイズで建物、商人、職業を手に入れ、これが得点とお金をもたらします。お金は大事ですがゲーム終了時には得点になりません。お金と得点のバランスをどう取るかが大事です。英語版はリオグランデから発売。


Jumbo ジャンボ

いやはや!(Hoity Toity)
トイバー作。現在アレアから発売されている1990年の年間大賞・ドイツゲーム賞金賞受賞作、貴族の務め(Adel verpflichtet)のオランダ語版を、ユーバープレイの英語版と同時発売。プレイ時間60分。プレイ人数が増えて6人まで遊ぶことができるようになりました。

ジャンボジェット(Jumbo Jet)
1976年に発売された同社同タイトルの再販。航空をテーマにしたモノポリーのヴァリアント。ボードには世界の有名な都市が書かれています。はじめにカードを引いて、そこに書かれた都市に行って帰ってくればその都市に着陸する権利を得ることができます。それ以降、その都市に着陸する他のプレイヤーから利用料をもらえるようになります。同じ国や大陸の権利を独占すれば、利用料はさらに上がります。

アトラクション(Attraxion)
交互にマグネットをつけて相手のコマをくっつけたり落としたりする3目並べ。白か自分の色を早く3つ並べた人が勝ちです。2人用。

バトルドーム(Battle Dome)
上から落ちてくる玉を弾いて取らないようにするゲーム。日本でも発売されています。

誕生日セット(Das Geburtstagsset)
子供の誕生日用に組み合わせたパーティーセット。シナリオ、招待状、ゲーム、CD、買い物リストが入っています。

絶版情報:ネットワーク(Netzwerk / C.v.Moorsel)、モダンタイム(Moderne Zeiten / D.Glimmne)

Kidultgame キダルトゲーム

フィブ・ファブ(Fib Fab)
スパルタコ・アルベルタレッリ作、3~10人用。数を言いながらカードを隣の人に渡します。数がカードの中身と合っていないと思ったらダウトをかけ、間違っていた方が手持ちのコインを失います。こうしてコインがなくなった人から脱落していきます。ブラフの必要なカードゲームです。

パラディン(Paladin)
スパルタコ・アルベルタレッリ作、3~5人用。騎士カードを1~6つの冒険場のいずれかに出していきます。全ての冒険場がうまったら、新たな騎士を補助者として出すか、より強い騎士を置いて前の騎士を追い払います。0の騎士は9の騎士を追い払うことができます。最後に残った騎士で冒険ポイントを分けます。速い展開のトリックテイキング風カードゲームです。

ワズ・バラズ(Waz Baraz)
スパルタコ・アルベルタレッリ作、3~5人用。20人の魔女が円状に並んでいます。魔女マスターがその中から3枚をひそかに選びます。他のプレイヤーはカードを出して円上を移動し、魔女マスターは今移動した中に自分の選んだ魔女が何人いるかを答えます。これをもとにどの魔女かを推理し、正しく当てた人が次の魔女マスターになります。

Kosmos コスモス

ドス・リオス(Dos Rios)
 フランツ・ベノ・デロンゲによる開拓ゲーム。2~4人用、12才以上、プレイ時間70~90分。
 舞台は南アメリカ。縦長のボードには2本の河が流れています。住民は一方をリオ・ヴェルデ(緑の河)、もう一方をリオ・モレノ(青い河)と呼んでいます。不毛の地ではこの2つの河の水が命綱で、農民たちは川辺の耕地を陣取って、タバコや小麦やトウモロコシを育てています。しかしこの河は暴れ川で、ひとたび洪水が起こると流れを変えてしまいます。流れは高い方から低い方へ。真っ先に農地がつぶれ、農地がなければ森が、森がなければ山地が削られます。せっかくの農地が台無しにならないように、森から木を切り出してダムを作っておきます。
 はじめに収穫カードが公開されます。ここにはどの作物がどの順番で収穫されるか指示されていますが、中には洪水カードも入っています。手番にはこれを見て次に何が収穫されるか考えながら自分のコマを移動させます。移動は合計6マスまでで、近く収穫が行われる土地をめざします。いい土地にいる他の人のコマを追い出すこともできます。移動が終わったら、収穫カードを実行するか選びます。収穫カードは1手番に1枚ずつ実行されていきますが、パスした場合は実行が後回しになります。
 暴れ川に翻弄されながら、その中でもできるだけ先を読んで収穫を増やし、最初に5つの建物を建設した人が勝利となります。英語版はメイフェアから発売。

ブルームーン(Blue Moon)
 ライナー・クニツィアの2人用カードゲーム。プレイヤーはブルームーンの一種族となり、3匹のドラゴンを手中にすることをめざします。戦いは手札から交互にカードを出して強さを比べるのが基本ですが、カードによって特殊効果があります。
 1種族は王将が1枚と手下が30枚からなります。基本セットに入っているのは2種族。拡張で2種族が同時発売され、さらに4種族の発売が予定されています。どの種族で戦うかによって、新しいルールが加えられさまざまな展開を楽しむことができます。また、同じ強さならば異種族のキャラクターを混ぜて戦うこともできます。TCGとは性質を異にしますが、バトルライン、スカラベロードに連なり、さらに拡張性の高めたゲームです。ホームページはこちら。英語版はファンタジーフライトより発売。

全くの天才(Einfach Genial)
 ライナー・クニツィアによる多人数アブストラクトゲーム。1~4人用、10才以上。
 ボードは六角形のマスになっています。そこに六角形が2つつながった形のタイルを置いていきます。手持ちのタイルは6枚で、そこから1枚選んでボードに置きます。タイルを置いたとき、タイルのマークが隣接するマスにあるタイルと同じなら点数になります。隣接している同じマークが多いほど点数も高くなる仕組みです。マークは色別に何種類かあり、それぞれ色別に点数をつけておきます。どれかの色が18点になると、「天才!」と宣言してもう一手番を行うことができます。
 ボードにタイルが置けなくなったらゲーム終了。勝利条件が変わっていて、「一番点数が低かった色の点数を比べて、一番点数が高かった人」の勝利になります(サムライチグリス・ユーフラテスで採用された方法)。ですので満遍なく点数を集めていかなければなりません。
 ヴァリアントとしてチームプレイとソリティアのルールもついています。

ラ・ストラーダ(La Strada)
 マルティン・ワラス作の道路建設ゲーム。2~4人用、10才以上、プレイ時間30~45分。
 六角形の可変ボードに都市や村など19のポイントがあります。各自スタート地点を決めてスタート。1手番につき6ゴールドずつ収入があります。これを使ってスタート地点から都市や村に道路のネットワークを作っていきます。道路建設は地形によってコストが違います。平地なら2ゴールド、森林なら3ゴールド、産地なら4ゴールドかかります。そして手番には必ずどこかのポイントにつなげなければなりません。お金を貯めてどーんと行くか、ちまちま近場をつないでいくかを戦略的に考えなければなりません。
 ネットワークにつながったポイントは最後に勝利ポイントになります。都市は村に比べて勝利ポイントが高くなりますが、同じ都市に別の人もつなぐと、勝利ポイントが下がってしまいます。ルートをうまく考えておいしいポイントを独占しましょう。英語版はメイフェアから発売。

海賊、甲板、ペゼット(Piraten Planken & Peseten)
 カイ・ハーファーカンプ作の立体コンポーネントを使ったゲーム。2~4人用、8才以上、プレイ時間45分。海賊船で海賊たちが宝の取り合いをします。1ラウンドに12ポイントの移動を振り分けて、海賊を甲板のマス。移動力がいくら残っているかはピンセットで表します。甲板のマスに入れる海賊は3人だけで、4人目が来ると前にいた海賊は押し出されてしまいます。押し出されると海にドボン。はしごで船に戻ってくるにはたくさんの移動ポイントを消費してしまいます。
 ラウンドが終了したら、甲板ごとに残った海賊たちで宝箱を開けます。中から何が出てくるかはお楽しみ。海賊はそれぞれ大きさが異なり、そのマスの中で一番大きい海賊が宝をもらいます。でも同じ大きさの海賊が2人いると、宝は小さい海賊に行ってしまいます。また、すでに持っている宝と同じ宝を引くと、その宝は一番貧しい人に行ってしまいます。

サーガ(Saga)
クラマー作、2~4人用、12才以上、プレイ時間30分。ユーバープレイ社の英語版と同時発売。
6つの国からなる帝国で、プレイヤーは王子となり、軍隊を使って帝国を悪の支配者から解放することをめざします。ラウンドのはじめに、いろいろな強さの騎士を自分の前に置きます。騎士の色は征服したい国を表します。後のラウンドで同じ色の騎士を追加する場合は、フォーメーションを決めておきます。色別に1人の岸だけが征服に参加できます。
征服するには、防御している騎士よりも強い騎士が必要です。征服されたら、前の支配者は自分の騎士カードを戻します。しかしさらに、他のプレイヤーがより強い騎士を出して征服を狙うこともできます。また、各国ごとに特殊能力があるのにも注意しなければなりません。たいていの国は収入を上げますが、中には防御力を上げる国もあります。
ゲームの最後に将軍としての評価があります。自分が支配している国で、防御している騎士の強さの合計から、プレイしなかったカードをマイナスし、一番大きかったプレイヤーが新しい王様となります。

マンガマンガ(Manga Manga)
日本のマンガをモチーフにしたバトルゲーム。P.ノイゲバウアー作、2~6人用、8才以上。ユーバープレイ社の英語版と同時発売。
プレイヤーは勇敢な闘士となってアリーナに集います。場に1枚、カードが出ます。カードには闘士と盾がいろいろな色で描かれています。プレイヤーは同時に、盾の色と同じ闘士を出します。赤い盾なら赤い闘士、黄色い盾なら黄色い闘士、こうして一番早く手札をなくしたプレイヤーがスコアチップをもらいます。そのときにカードが一番多かったプレイヤーは慰謝チップをもらい、これを使えば有利になります。

スパイ(Spy)
クニツィア作、2~4人用、10才以上、プレイ時間30分。ユーバープレイ社の英語版と同時発売。
スパイたちは全部の大陸をまたにかけて仕事を遂行します。誰でももちろんできるだけたくさんのスパイを出したがっています。テーブル中央に6枚のカードを並べ、6大陸を表します。またスパイの道具が描かれたカードを6枚も並べ、スパイチップをそれぞれに置いてスタート。
手札は3枚あり、その中から1枚を表にして出します。カードには大陸と道具のマークが描かれており、同じマークならば手番に何枚も「報告」することができます。つまり手札のカードと自分の場札の両方を使って、置かれているチップとの差額だけスパイを出す(自分の手持ちチップを出す)ことができます。例えば南アメリカのカードを3枚出したときに、南アメリカにスパイが1人しかいなければ、差額の2人を出すことができます。
ゲームが進むにつれて、スパイを出すことがどんどん難しくなっていきます。例えば「ペンピストル」にすでに4人いると、そこでスパイを出すためには最低5枚の「ペンピストル」カードが必要です。報告のタイミングをうまく見計らいましょう。あまり早いと少しのスパイしか出せません。でも待ちすぎると他の人に先を越されます。一番手持ちの早くスパイを出し切ったプレイヤーが勝ちます。

オー、ファラオ!(Oh Pharao!)
T.フツラー作、3~4人、10才以上、プレイ時間30分。ユーバープレイ社の英語版と同時発売。
全能の王ファラオに代わって、当時最高の建築家たちが神のような王様のお墓となるピラミッドを建設します。しかし建築家の間に競争が起こりました。最も大きく、最も美しく壮大なピラミッドを作るのは誰でしょうか? ねたみと陰謀は日常茶飯事、建築家たちはお互いを邪魔しあいます。
質の高いピラミッドをできるだけたくさん建設しましょう。手番には新しい建設カードを1枚もらいます。それから手札のカードを他のプレイヤーと交換します。そしてカードを出して新しいピラミッドを作ったり、すでにあるピラミッドを拡張したりします。ピラミッドは最低それぞれの頂上に2列のカードがなければなりません。そして同じ列には同じ数字のカードになければなりません。それから上の列は下の列よりも数字が少なくなるようにしなければなりません。こうして下の列から上の列にかけて数字が段々小さくなるように建設します。
手番にはまた、ピラミッドの評価をするかどうか決定しなければなりません。評価をした場合ピラミッドを崩して点数を付けます。カードの中には、他プレイヤーのピラミッドからカードを盗む泥棒カードや、手札からカードを取る徴税人カード、アクションをやめさせられるファラオカードがあります。

創世記1503―海賊と貴族(Anno 1503: Piraten und Aristokraten)
昨年発売されたPCゲームのボード版の拡張セットです。ニュルンベルクでは試作品のみの発表となります。新しいボードと海賊、貴族が追加され勝利条件に変更があります。勝利ポイントは自分の島からだけでなく、新しい島からももたらされます。新しい島には城を立てたり、海賊に襲われたり、貴族を住まわせたりします。


Kronberger Spiele クロンベルガー・シュピーレ

ロストバレー(Lost Valley)
ローランド&トビアス・ゴスラー作、3~4人用、プレイ時間60~80分。地形を増やして探検し、地形から資源を集めていく開拓し、それらの資源をもとに金塊を発掘します。たくさんのアイテムの選択と、複雑な地形での位置取りが重要です。前回のクロンベルク/ボノボビーチと同じくひし形のマスです。4月中旬発売予定。


Nexus Editrice ネクサス出版

戦いの翼―皆が知ってるエースたち(Wings of War – Famous Aces)
20世紀の空の競争を描いたゲームシリーズの第一弾。ニュルンベルクではイタリア語版が発表され、英語版は春、ドイツ語版は4月以降に発売される予定です。ただしコンポーネントは言語に依存していません。第二弾背後に気をつけろ!も春に伊英版が発売される予定です。
 第一弾は第一次大戦の飛行士たちと飛行機を扱います。各自自分の飛行機を操縦します。一斉にカードを出して飛行機を飛ばします。22種類ある飛行機ごとにカードのデッキが異なり、それぞれ異なった飛行・攻撃能力があります。以降発売されるシリーズとも組み合わせて遊ぶことができます。写真は左から飛行機カード、操縦カード、コクピットボード。


Phalanx Games ファランクス・ゲームズ

ラージャ―インドの宮殿建築(Raja: Palace Building in India、仮タイトル)
クラマー&キースリング作、F.フォーヴィンクルのイラスト、2~5人用、12才以上、プレイ時間60分強。
インドの北西に位置するラージャスタン地方や、デリー、アグラは豪華で華麗な建物・寺院・モスク・宮殿・城・お墓で世界的に有名なところです。マハラジャは有能なインドの王子であるあなたを呼びました。私の名のもとで壮大な宮殿を建設しろ!と。
ラージャは2~5人用の戦略的なボードゲームです。プレイヤーはさまざまな職業についてインドの都市を回ります。建築家は宮殿を建設しますが、もちろん宮殿の建築にはお金がかかります。そのため都市でお金を稼がなければなりません。
最初に7つの宮殿を建設したプレイヤーが勝ちます。
基本ルールのほかに、より深く遊びたい人のための発展ルールが2つ付いています。
コンポーネント:ボード1、アクションタイル5、キャラクターカード7、建築家5、マハラジャ1、都市の紋章チップ7、金貨60、アクションチップ7、木製の家100、プラスチック製の宮殿35、リファレンスシート付きルールブック1。

コミッサリオ(Commissario)
クラマー&H-R.レーズナー作のカードゲーム。2~5人用、10才以上、プレイ時間30分。
あなたは探偵チームのリーダーです。悪い奴らをできるだけたくさん捕まえて逮捕しましょう。メディアやあなたのボスがプレッシャーをかけてきます。誰も完璧ではありません…時には無実の市民を逮捕してしまうこともあるでしょう。しかし彼らを監獄から早く脱出させないと、大きいマイナスポイントをくらってしまいます。悪い奴らをたくさん逮捕したプレイヤーが商社です。そのためには、すばやい判断と運が必要です。
コンポーネント:探偵カード30枚、監獄カード5枚、人物カード69枚、ボーナスカード5枚、手錠カード1枚、ルールブック1冊。

ロバは誰かな(Who’s the Ass)
クラマー作のカードゲーム。3~12人用、8才以上、プレイ時間30分。
もう、もうちょっとで勝つところだったのに! でも最後の最後にロバなんて…。これで私の負け、また手札がたくさん。ゲームの目的はできるだけ早く手札をなくすことです。残った手札はマイナスポイントになります。ロバカードに注意! それを持っていても気にしないこと。小さい子供から大人まで、多人数でエキサイトできるカードゲームです。
コンポーネント:1~13のカード104枚、ジョーカー5枚、ロバ1枚、ルールブック1冊。

革命―オランダ革命1568-1648(Revolution: The Dutch Revolt 1568-1648)
F.トレシャム作、F.フォーヴィンクルのイラスト、2~5人用、12才以上、4~8人用。
スペインとオランダの80年戦争をテーマにしたシュミレーションゲーム。

Piatnik ピアトニク

フェイス(Faces)
A.B.J.&S.ローソン作、2~5人用、12才以上。パーティ・コミュニケーションゲーム。男・女・動物の6つの顔がボードに並んでいます。スタートプレイヤーが特徴や質問をし、どの顔が一番当てはまるか決めます。他のプレイヤーはヒントを出して全員が一致すれば得点になります。

ニワトリのレース(Hennen Rennnen)
ライナー・クニツィア作、3~5人用、8才以上。ニワトリがハシゴを上っていきます。1~100のカードを一斉に公開し、2位の人が自分のニワトリを上げます。上ったところにいたニワトリは蹴落とされ、マイナスポイントになってしまいます。

ミオ!(Mio!)
ライナー・クニツィア作、2~6人用、6才以上。星カードが入ったウノ。星カードが出たら、同じ色が出るまで星カードしかプレイできなくなります。


Queen Games クイーン

インダス(Indus)
古代インダス文明の遺跡を発見する探検ゲーム。ヴォルフガング・パニング作。2~4人用。発掘はまず場所取りから始まります。そして考古学者・助手を送り、採掘者で発掘を助けます。ゲームボードは7つの大タイルと7つの小タイルを組み合わせて作り、毎回別の地形で遊ぶことができます。

アルハンブラ拡張1・大臣のひいき(Die Gunst des Wesirs)
メーカーは年間大賞作の拡張をシリーズで出すことにしました。制作には作者のディルク・ヘンと、ヴォルフガング・パニングがあたります。第一弾は4種類のコンポーネントが入っています。「大臣のひいき」チップは、手番外に行動を行うことができるようになります。「建築小屋」は隣接する建物と同じ種類になります。「ボーナスカード」は建物の点数を2倍にします。「両替所」は2種類の通貨で支払うことができるようになります。


Ravensburger ラベンスバーガー

マルコポーロ(Marco Polo)
クニツィア作、2~5人用、約45分。
 カードを出して進むレースゲーム。ヨーロッパからシルクロードを通って中国の大同に向かい、たくさんのお金を得ることを目指します。
 コマを進めるには、「同じ色のカード」「同じ種類の商品」「全種類の商品」「全色」「キャラバンのリーダー」というように、進む先のマスに指定された商品カードの組み合わせを出さなければなりません。ただしほかのプレイヤーがいるマスはスキップしていけるので、カードを節約して早く進むために位置関係が重要です。
 手番の終わりに新しいカードを、表になっている場札の5枚か、山札から補充します。カードをためて一気に進むか、リスクを承知でどんどん先へと進むか、悩みどころです。
 金の箱があるマスに入ったらこれを取ることができ、カードの代わりに出して進むことができたり、ゲームの最後まで持っていれば勝利に役立つものとなったりします。誰かが元朝までたどり着いたら1回目の得点計算で、遅れている人ほど高いボーナスがもらえます。そこから大同までレースを再開しますが、大同では早く着いた人ほど高いボーナスがもらえます。最後にお金の一番多い人が勝者。
 ほかのプレイヤーのコマが連続しているうちにスキップしたいわけですが、補充に走ると置いていかれます。またスキップした後でも、さらにスキップされる恐れがあるので、マスの指定するカードの組み合わせをよく見て、ほかのプレイヤーが何を集めていそうか予想しながら進まなければなりません。英語版はリオグランデから発売。

デュエル(Duel)
クニツィア作、ラベンスバーガーの2人ゲームシリーズ’Fun for 2’の新しい作品。テーマは剣を使った戦いで、1994年にアバクスから発売されていたフェンシングのカードゲームアンギャルドのリメイク。新たに8枚のスペシャルカードが加えられました。ラウンドのはじめに1枚を引いて、その指示で両プレイヤー共に「手札公開」「手札を減らす」「後退不可」などのルールが適用されます。

クレイジーダービー(Crazy Derby)
クニツィア作で2001年にシュピールシュパースから発売されていたカードゲーム、トレンディのリメイク。

アダムとイヴ(Adam & Eva)
A.ワイスブルム作、2人用。ラベンスバーガーの2人ゲームシリーズ’Fun for2’の新しい作品です。ボードには4本のリンゴの木があり、これを集めていきます。4ラウンド行い、手札6枚から始めます。手番プレイヤーは相手にカードを渡し、相手はもらうかどうかを決めます。もらうことにしたらそのカードを対応する色のリンゴの木の自分の側に置きます。もらわなかったら手番プレイヤーのところに置かれます。ヘビカードは、すでに置かれたカードを1枚取り除くことができます。
 どちらかの側に6枚置かれたら、相手が残りのカードを取ります。それからリンゴを分配しますが、いいリンゴは点数の多い方がもらい、少ない方が悪いリンゴをもらいます。悪いリンゴでも同じものを集めれば最後にボーナスポイントがあります。

天使と男の子(Engel und Bengel)
FX.シュミットから発売されていたダイスゲーム、ギャンブラーのリメイク。ほのぼのとしたテーマと絵柄に変更することで、旧作にあった博打のマイナスイメージを払拭し、家族向けとしても遊べるようになりました。ゲーム自体に変更はなく、ダイスを振ってボードに配置していき、点数を獲得します。2~6人用、8才以上、プレイ時間約30分。

街の噂(Stadtgesprach)
シュリレ・シュティレの作者によるコミュニケーション・パーティーゲーム。3~8人用、14歳以上、プレイ時間45分。
「ここに毎日下着を替えている大人は何人いるか?」「あなたはいくらお金をもらったら道路で裸になるか?」という正解のない質問が出ます。メモと鉛筆が渡され、各自答えを記入します。そして、自分の答えに一番近い人、一番大きい数を書いた人、一番少ない数を書いた人を予想して記入します。この予想が当たっていれば得点になります。刺激的な質問がたくさん用意されています。

メイク・ブレーク(Make’n’Break)
2~4人用。高さ8センチ、幅2.7センチ、10色のブロックをカードの指示に従ってできるだけ早く組み立てるファミリーゲーム。

太っちょのおともだち(Dicke Freunde)
ハインツ・マイスター作の子供ゲーム。2~4人用、3~6才向け。プレイ時間10~15分。ダイスを振って、その数だけクジラがエサを食べていきます。

河の海賊(Flusspiraten)
ギュンター・バーズ作の子供ゲーム。2~4人用、5才以上、プレイ時間15分。宝箱を積んだ船が河で沈没してしまいました。宝箱が滝に向かって流れていきます。宝箱を滝に落とさないように慎重に押していきます。滝に落ちると相手のものになってしまいます。

急いで、小さな魔女さん(Husch Husch kleine Hexe)
ハインツ・マイスター作の子供ゲーム。2~6人用、4~8才向け、プレイ時間15分。黒い帽子の下に何色の魔女がいるか当てます。魔女の場所は変わっていきます。どこにどの魔女がいるかよく覚えて、ゴールをめざしましょう。

牛さんと仲間たち(Kuh & Co.)
アマンダ・ビルキンシャウ作の子供ゲーム。2~6人用、4才以上、プレイ時間10~15分。犬、猫、ブタ、ヒツジ、ニワトリ…誰がどれなのかはカードに書いてあります。組み合わせを当ててカードをもらいます。

ロッティ(Lotti)
スザンナ・アルムブルスター作の子供ゲーム、2~4人用、4才以上、プレイ時間10分。ウサギの足の下にあるニンジンの色を覚えて当てていきます。

ザッペルフィッシュ(Zappelfische)
アルノ・シュタインヴェンダー&ロナルド・ホフシュタッター作の子供ゲーム、2~6人用、5才以上、プレイ時間20分。手先の器用さが問われる魚釣りゲーム。

魔法のコマ(Zauber Kreisel)
ハインツ・マイスター作の子供ゲーム。2~8人用、6才以上。プレイ時間15分。魔法のコマに現れたキャラクターを早い者勝ちで当てるゲーム。


Schmidt シュミット

オアシス(Oasis、独題Oase)
ムーン&ワイスブルム作、F.フォーヴィンクルのイラスト。3~5人用、10才以上、プレイ時間45~60分。これまでアメリカのメーカーはドイツゲームの英語版を作ってきましたが、このゲームはその逆でアメリカのユーバープレイ社が作ったゲームのドイツ語版となります。
モンゴル王国のボスとなって、モンゴル1をめざします。資源を上手に使って不毛のステップを育て、馬を育てれば特権と名誉になります。魔法の石でオボー(神像)を作れば神の祝福が得られるでしょう。ラクダのキャラバンを率いて商品を運べば、たくさんの富を得ることができます。美しいオアシスを管理し、生活に欠かせない井戸で水を供給すれば、生活の質が向上します。ゲームの最後にポイントの一番高いプレイヤーが「オアシスの貴族」として敬われます。

トンギアキ(Tongiaki)
T.ロイシャー作、2~6人用、10才以上、プレイ時間30~45分。
紀元後300年。ポリネシア人たちは命がけで何千もの太平洋の島に繰り出しました。人口の過大と冒険心から、彼らは未知の島へとトンギアキというイカダ舟で出発しました。航海図も何もないところで、太陽と星と風と水温を手がかりに道をとります。鳥、礁、雲のかたち、魚、独特の波が、陸が近いことを教えてくれます。上陸が不可能なことがあったり、帰路を強い海流で絶たれたりして、どのたびも命がけです。宙ぶらりんな状態がいつまでも続き、ゴールに着くのはもうすぐかもしれませんし、このまま危険な海を渡り続けるのかもしれません。


Selecta セレクタ

北極海(Mare Polare)
3年連続の子供大賞を狙うセレクタの新作は、R.フラーガの釣りゲーム。イヌイットたちが「ガムカ」という魚のスープを作るために魚を釣りに出かけます。レシピが先に配られ、どの魚を集めるか指示されます。ダイスで氷原を回り、指示された魚を集めましょう。レシピの内容は覚えておかなければなりません。忘れてしまったら、神託所に立ち寄れば見ることができます。氷原にはところどころ穴が開いており、ここに落ちると魚釣りはやりなおしです。ヴァリアントとして全員協力プレイでひとつの「ガムカ」を作り上げるルールなども入っています。

コルソ・カネローニ(Corso Cannelloni)
2~4人用、3才以上。ウサギの家族はメロン、ネズミの家族はピザ、ネコの家族は牛乳を待っています。買い物リストをもってお店に行き、頼まれた買い物を届けます。

トネリーノ(Tunelino)
1~2人用、2才以上。絵を当ててトンネルをくぐります。

バリエーロ(Variello)
ヴォルフガング・クラマー作、1~4人用、2才以上。絵の一部分を見て全体を予想するゲーム。

Spiele aus Timbuktu シュピール・アオス・ティンブクトゥ

大きなエサ(Das grosse Fressen)
2人専用のボードゲーム。4匹のモンスターを有利に配置して、点数の高い群れを獲得し、敵のモンスターが食べられるようにします。限定1500部生産。

Uberplay ユーバープレイ

綱渡り(Relationship Tightrope)
クニツィア作、3~5人用、8才以上、プレイ時間30分。
1999年にASSから発売された綱渡り(Drahtseilakt)のリメイクです。関係がうまくいくにはギブアンドテイクが必要。でもどれくらいあげて、どらくらいもらえばいいのでしょうか。男と女の微妙な関係をテーマにした軽いカードゲームです。一番いい関係を保ったプレイヤーが勝者です。

今回ドイツの多くのメーカーと共同で英語版を発売するユーバープレイは、アルハンブラメトロの英語版も発売します。

Winning Moves ウィニング・ムーブズ

家系図(Familienbande)
レオ・コロヴィーニ作。2~4人用、8才以上、4月発売予定。
35人の男性カード、35人の女性カードを並べて結婚・出産を繰り返し、5世代を作っていきます。それぞれのカードには大きい鼻、赤い髪、羽のような耳などから3つのマークがついており、子供が生まれるときは父母のマークと適合しなければなりません。このマークの色のいずれかを各プレイヤーが担当し、できるだけ自分の色が多い家系図を作っていきます。マークの点数は世代が下るごとに高くなっていきます。ただしマークの色は非公開ですので、他のプレイヤーに警戒されないようにさりげなく自分の色を増やしましょう。

ダ・ヴィンチ・コード(Da Vinci Code)
裏向きになった相手の数を法則に基づいて推理で当てるゲーム。算数オリンピックの若杉栄二氏によるアルゴのドイツ語版。エニグマというタイトルから変更になりました。2~4人用、10才以上、プレイ時間15分。

ナゲット(Nuggets)
クリストヴァルト・コンラートによるシンプルな金塊探しのボードゲーム。昨年のエッセンで発売されましたが、ボードやコンポーネントが変更されます。

カメのレース(Schildkrotenrennen)
ライナー・クニツィアによる子供ゲーム。2~5人用、5才以上、プレイ時間10~30分。のろのろカメたちが牧場の隅にある新鮮なサラダをめぐってレースを開催しました。でもカメたちは辛抱強くないので、途中でほかのカメの背中に乗ってちょっと一休み。そのまま乗せていってもらおうとします。


Zoch ツォッホ

墓場の空気(Dicke Luft in der Gruft)
吸血鬼が墓場で遺体をめぐって争います。2~6人用。

エレファンタスティコ(Elefantastico)
インド象がアフリカ象に変わっていく過程をテーマにした学習ゲーム。~6人用。

盗賊の親玉(Meisterdiebe)
貴重な宝箱をめぐって宝石商、盗賊、探偵がはたらくゲーム。5月発売予定。

ボキャブランティス(Vocabulantis)
低学年用の英語学習ゲーム。