エッセン・シュピールの開催前夜祭として、業界関係者を招いての毎年恒例のドイツゲーム賞とイノシュピールの受賞式が行われた。結果はすでに9月に発表されており(TGiWニュース
主催のフリードヘルム・メルツ社のD.メツラー氏、イノシュピールのプレゼンターであるエッセン市長R.イェリネック氏が挨拶した後、まずはイノシュピールから。金の羽根・模範ルール賞に代わって昨年から制定された賞である。昨年の『マジックメイズ』に続いて受賞したのは、本物の氷を使う『クールランニングス』。選考したドイツのボードゲームブロガー・ポッドキャスターも登壇した。
そしていよいよドイツゲーム賞の授賞式。10位から順に発表され、それぞれデザイナーと出版社代表が登壇して賞状を受け取る。
4位までの受賞者。2タイトルが入賞したW.ヴァルシュ氏は欠席。ローゼンベルクも、クニツィアも、フリーゼも入賞せず盛り上がりはいまひとつ
1位を受賞した『アズール』では、デザイナーのM.キースリング氏(右)、プランBゲームズのS.グラーヴェル氏(左)、ペガサスシュピーレのA.フィンカーナーゲル氏(中央)が登壇
3位以上の入賞者と、イノシュピール、ドイツキッズゲーム賞『メモアァール!』の入賞者
最後にW.クラマー氏が登壇し、アミーゴ社で長く編集者を務めてきたU.メルター氏に長年の功労の讃え賞状と記念品を贈呈
授賞式は全体的に長めで、全部終わって食事となったのは開始後90分経っていた。たまたま隣りに座ったのがドイツのボードゲーム専門誌『フェアプレイ』のW.フリーベ氏だったので受賞したゲームのことなどをちょっと話す。くつろいだひと時が夜遅くまで続いた。