今年の3月に奥野かるた店で行われた討論会の2回目。テーマは「ゲームと歴史学との遭遇」で、ゲームにおいて歴史的事件やそのメカニズムがどう描かれてきたか(例えば三国志のゲームと古代中国や、『艦これ』と第二次世界大戦の比較)と、歴史学におけるゲームの有用性を議論する。
前準備として、ツイッターで今年6月と8月にこのテーマで意見交換が行われている。
・togetter:ゲームデザイン討論会 第十二回「史実とゲームデザイン」
・togetter:ゲームデザイン討論会 第十三回「不謹慎ゲーム」について
パネリストはシリアスゲーム研究者の池尻良平氏(東京大学情報学環)、歴史知学の石塚正英氏(東京電機大学理工学部)、ゲーミフィケーション研究者の岸本好弘氏(東京工科大学メディア学部)、AI研究者の三宅陽一郎氏、ドロッセルマイヤーズ代表の渡辺範明氏、ゲーム研究家の草場純氏。スペシャルゲストにゲームデザイナーの鈴木銀一郎氏。当サイトの管理人もコメンテーターとして参加する。司会は蔵原大氏。
参加申し込みは遊戯史学会のフォームから先着順。歴史をテーマにしたボードゲームのデザインや、逆にボードゲームの学術的な活用に興味のある方は参加してみてはいかが。
・遊戯史学会:ゲームデザイン討論会―公開ディスカッション2016.02.07