R.フラガ作、2~4人用、6歳以上、20分。
クモに捕まらないように、アリたちがゴールを目指します。森ではアリたちがマラソンを繰り広げており、各プレイヤーは自分の3匹のアリをゴールに向かって進めます。一方、2匹のクモの兄弟であるロベルトとクラウスが、妹のシンデレラを糸にぶら下げて森に下ろし、アリを捕まえます。シンデレラには磁石がついており、その下にいたアリが捕まってしまいます。切り株を移動して、クモから身を守りましょう。しかし切り株はコースを邪魔するものにもなります。
手番にはダイスを振り、アリか、クモか、切り株を移動させます。クモでアリを捕まえると、スタートに戻すことができ、自分のアリを進めることができます。最初に3匹のアリを無事ゴールに届けたプレイヤーの勝利です。風変わりなゲームを作るフランスのデザイナーの新作です。
C.クライナート、K.ツォッホ作、2~5人用、6歳以上、20分。
シュナッケルシュタインのルビーナ伯爵夫人が宝石を埋めました。しかしダイヤモンドを埋めたその場所は、モグラの丘だったのです。地面の下で、プレイヤーはモグラの穴を延ばし、穴の中からモグラの頭を見つけます。そこで伯爵夫人の宝石を取り戻すことができます。闇雲に探しても見つかりません。伯爵夫人も、虫を使って宝石を集めます。またモグラの間でも、決められた宝石を見つけたら「友達」に渡すという約束があります。大人も子どもも穴掘りと、きらめく宝石の輝きに夢中になるでしょう。ドイツ年間キッズゲーム大賞(2011年)の『カラフルミミズ』の続編です。
B.ライト作、2~6人用、8歳以上、20分。
スワンパナシア(台湾)から2013年に発売された『ほらふき動物園(Bluff in Zoo)』のドイツ語版。登場する動物がヒマラヤになっています。手札からカードを裏向きに出して、その動物と数字を言います。前の人と同じ動物で数を増やすか、同じ数で動物を変えるかしなければなりません。うそをつくこともできますが、ダウトがかかったらカードを全て表にして言った動物の総数を数え、総数が少ないと減点になってしまいます。さらに特殊カードもあり、思わぬ展開が待っています。
W.ヴァルシュ作、4~10人用、12歳以上、45~60分。
「あなたが好きなものは何?」他の人が何を考えているか知りたい人は、超能力者でなくてもかまいません。全く知らない人でも、顔見知りでも、みんなでドリームチームを作りましょう。海岸で、レストランで、工事現場でといったお題が与えられ、そこで相手がどんな想像力をはたらかせるか考え、波長の合う人を探します。大人数でできる陽気なコミュニケーションゲームです。