舞台は中米、作者はイタリア人、出版社はチェコというインターナショナルな作品で2012年秋に発売された。歯車を使ったユニークなゲームシステムで人気を集め、2013年にはドイツ年間エキスパートゲーム大賞に推薦され、日本ボードゲーム大賞(投票部門)を獲得した。
プレイヤーはアハウと呼ばれるマヤ諸部族の指導者の一人となり、神々への信仰を深め、自分の部族を繁栄へと導く。
ゲームはマヤ文明同様にツォルキン(神聖歴)が重要な意味をもつ。ツォルキンは回転する複数の歯車で表され、プレイヤーはこの歯車の回転により常に変化する盤面を考慮してゲームを進めなくてはならない。作物の収穫も、物資の調達も、記念碑の建立も、神々の怒りを鎮めるのも、このツォルキンの進行がかかわるのだ。
マヤの暦に従って寺院を建て供物をささげ、周期が終えるまでに偉大なる部族となるのは誰か?
これまで英語版がホビージャパンから流通していたが、チェコの作品ということもあり価格が7000円+税だった。今回の日本語版は、価格が500円下がっている。
・TGiWレビュー:ツォルキン:マヤ神聖暦
・play:game評価コメントリスト:ツォルキン マヤ神聖暦
また言語依存のない作品の日本語版ですか
それにしてもタイトルロゴが壊滅的にダサいですね・・・