クレイアニメ『ひつじのショーン』によるゲームは2009年から7タイトル作られ、いずれもコスモス社である。有名デザイナーが手がけており、単なるキャラ商品ではない。
『野菜サッカー』は、名作『バンパレナ』のように、ボールの転がる行き先をプロットするゲームだ。小箱ながら、大人でも白熱するアイデアが仕掛けられている。
スタートチップ、壁チップ、得点チップの中から、1枚ずつ取っていく。スタートチップでボールのスタート地点と手番順が決められる(1人1枚)。壁チップは箱を使った斜面の好きな箇所へ差し込み、得点チップは4ヶ所あるボールのゴール地点に置く。
何周もしてチップを全部取るか設置したら、いよいよボールをシュートしよう。チップの順番に、ボールを置いて指で弾き、斜面を転がす。盤外に吹っ飛んだりせず、無事ゴールにたどり着いたら得点チップをゲット。
2番手以降は1箇所、壁チップを移動できる。そしてシュート。前の人が得点チップを取ったゴールにまた入っても、何ももらえない。4番手まで終わったら、チップを全て元に戻して次のラウンドへ。規定ラウンド終了後に、得点チップの多い人が勝つ。
1番手は、目の前に壁が幾重にも立ちふさがり、途中で止まったり、盤外に弾き飛んだりしてまずゴールできない。4番手くらいになると、入りそうな場所はもう得点チップがなくなっている。手番順とともに、おはじきのテクニックが試される。
karokuさんが果敢に1番手を取るも、連続でハズレ。私は手堅く2番手を狙うも、安い穴にしか入らない。その間にふうかさんが高得点をゲットして勝利。終了後、けがわさんと1番手でシュート練習したが、2割くらいの成功率だった。
Shaun der Schaf – Gemüsefußball
ブラント夫妻/コスモス社(2009年)
2〜4人用/5歳以上/20分