入っているのはイベントカードが6テーマ×9種類。このうちターン数−1枚をランダムに使う。例えば5人プレイの場合8ターンなので、その中から7枚がランダムに使われる。また、イベントの強烈さによって民話レベルから物語レベル、伝説レベルがあり、この強烈さのレベルで選ぶこともできる。
イベントの中にはオークションを行うイベントが新たに導入され、勝利ポイントを入札してそのイベントカードの権利を競る。ほかにはそのターンだけある地形を攻めれない、そのターンだけある地形の点数が上がるなどのボーナスものや、強制的な衰退禁止や点数を公開などの、ひねくれたものまで入っている。
次のターンのイベントが公開されているので、次のターンに何が重要になるか、何がだめになるかが分かり、今の種族を捨てるなどの見定めをしなければならない。そこで従来のセオリーが通じなくなる場合もある。
また各イベントは、映画や音楽のパロディになっているという、フランスらしいウィットもある。元ネタを考えて楽しむのもよいだろう。ホビージャパンでは、『スモールワールド』の追加セットの日本語版を今後も予定しているとのことで、楽しみにして待ちたい。
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