ドイツ年間ゲーム大賞、ノミネート発表

 ドイツ年間ゲーム大賞選考委員会は23日、予告どおり2004年のノミネートリスト及び、推薦リストを公表しました。ノミネート数は従来の10タイトル前後から5タイトルに絞り込まれ、白熱した選考が行われたとのことです。

 年間ゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はThe table game which plays happily、当サイト)。今年は発表時点でプレイスペース広島ルートが2タイトル、名古屋バネストルートが1タイトル、未発売が2タイトルという輸入状況となりました(ただしサンクト・ペテルスブルクはまもなくメビウスから発売予定)。



 選考の方針としては明らかにされていませんが、墓場の吸血鬼―子ども向け、頭脳絶好調―アブストラクト、ラージャ―フリーク向け、サンクト・ペテルスブルク―カードゲーム、乗車券―家族向けというように、ジャンルごとに1つずつ選ばれています。子どもゲームについては別に賞が用意されているだけに、対象年齢6才以上という墓場の吸血鬼のノミネート入りについては、ドイツのフォーラムでも早速異論が立ち始めています。

 一方、同時に発表される年間子どもゲーム大賞のノミネートは以下の通り(リンク先はメビウス名古屋EJFプレイスペース広島Spielphase)。こちらは例年通り、国内での未輸入・未紹介が目立ちます。



  • オバケだぞ〜(Geistertreppe / M. Schanen / Drei Magier Spiele)
  • マキウス(Macius: Achtung, fertig, los! / W. Kramer, J. Grunau, H. Raggan / Kosmos)
  • マレ・ポラーレ(Mare Polare / R. Fraga / Selecta Spielzeug)
  • ドラゴンの宝(Schatz der Drachen / R. Knizia / Winning Moves)
  • 早波(Schnelle Welle / D. Hanneforth & H. Bucken / Ravensburger)

 これと同時に選考委員会は合計29タイトルの推薦リストを発表しました。一般向けではほとんどのゲームがすでに国内で紹介されています。フォーラムでは特にアッティカサンファンハンザ(ハンザは推薦リストにも入らず)がノミネート入りしなかったことを惜しむ声が上がりました。こちらはいずれ、ドイツゲーム賞で上位に入ると見られます。



 大賞の発表は明らかにされていませんが、Brett’n Boardによれば6月28日(月)と推定されています。ゲーム愛好者の意表をつく作品が大賞を受賞している近年、どのゲームが受賞するでしょうか?(Brettspielwelt

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