プレートを抜いてコマ落とし『drop x drop』、7月26日発売
TRY-ViAがゲームマーケット2023秋に発表した2人用ゲームの商業版。壁に向かい合わせに座り、壁に差し込まれたプレートを抜いて相手のコマを落とす。
各自何枚かのプレートに自分のコマを置いてスタート。お互いどのプレートの上にコマがあるかはわからない。手番には①プレートを1枚抜く、②自分側のコマを1つ別のプレートに移動させる、③手持ちの作戦カードを1枚使うのうち2つを行い(重複可)、先に相手のコマを5個落としたほうの勝ち。
ヒントは相手の顔色。落ちたと思ったら下のプレートに引っかかって生還することもあり、見えない面白さがある。
内容物:メインパネル 2枚、サイドパネル 2枚、トップピース 2個、プレート 34枚、コマ 12個(各色×6)、作戦カード 11枚、フィールドシート 1枚、遊び方説明書 1枚
書籍『ミステリーをプレイする』8月27日発売
ミステリー作家で『かまいたちの夜』のシナリオやテレビ番組の問題作成も手掛けている我孫子武丸氏が、グループSNEのゲームサポート誌で執筆している連載コラムを単行本化。ミステリー色の強いボードゲーム20作品以上を愛を込めて紹介する。
美しいボードやカードはカラーページを使い、「こんなやり方があったのか!」と驚くようなさまざまな形のゲームを語る。さらに付録として「犯人あてミステリの作り方」のミニ講座と、グループSNEのミステリーゲーム紹介も。ミステリーを知らないゲームファンも、ゲームを知らないミステリーファンも、読み進めるうちにすぐにゲームを遊びたくなるだろう。
我孫子武丸氏は、昨年に同社で発売された協力トリックテイキングゲーム『アルカンシェル』の原案も担当している。