山形から直行で秋葉原へ。水曜日の会は20時半に閉会なのに20時に到着というぎりぎりの日程である。いつもは夕方で退席するので夜の盛況ぶりは知らなかったが、9卓は全部埋まっていてほぼ満員。すごい賑やかさだ。幸運にもちょうど席が空いていて30分だけ遊ぶことができ、その後おしゃべりしながら夕食を楽しんだ。
こんなもの、どんなもの?(Ein solches Ding …? / U.ホシュテトラー / アバクスシュピーレ, 1998)
カードを1枚ずつ増やしながら、出ているカード全部に当てはまるものを言い当てるゲーム。手札から1枚ずつ出していってダウトをかける「チェーン」というルールが一般的だが(「チェーン」のレポートはこちら)、このゲームにはもう1つのルールが入っている。それが「ポーカー」だ。
山札から1枚ずつめくって並べていく。「もうそんなのないよ」と思った時点で降りる。どこで降りたかはチップなどで印をつけておく。一番最後に降りた人から、そこまで出ているカード全部に当てはまるものを言わなくてはならない。言えればカード枚数だけ得点。そして次に降りた人のチャレンジと続く。
早い時点で降りれば条件は厳しくないから当たりやすいだろう。でもそれでは得点は伸びない。頭をひねってたくさんのカードに当てはまるものを思いつきたい。
どうして「ポーカー」という名前がついているかというと、全員5枚のジョーカーを持っているからだ。自分の解答時に、このジョーカーを好きなだけ使って不利なカードを消すことができる(消した分は得点にならない。ジョーカーはその人限り有効で、次の人にはまた復活)。そのため、ポーカーフェイスで答えがあるような顔つきをしつつ、皆が降りてからカードをためこみ、不利なものをジョーカーで消して高得点を狙う。
「教育上よくない」というカードが出てから一気に下ネタ化。恥ずかしい言葉を言うのは顔が赤くなるがそれでも十分楽しかった。写真では「雪だるまの飾りになる」「人間大」「キリンより大きい」「指に刺さる」「この世に1つしかない」だが、最後の1つを消して「つらら」と答えたRyuさんがご名答。私は「表面に文字が書いてある」「脳がある」「丸い」で「耳なし芳一」と答えたのが今日のヒット。目からウロコの解答も落語みたいでいいが、苦しい説明を聞くのもまた楽しい。