ボードゲーマー価値観マッチング「ピタリ」運用開始
制作したのは東京・中野のボードゲーム&ダイニングバーkurumariの上野氏。お客様の中で、実はあまり好きではないゲームにも、その場の空気を壊さないように我慢して参加していたケースがあったことから、多種多様な「ボードゲームが好き」をお互いに理解し、より楽しいボードゲームライフを送ってもらいたいと思って立ち上げた。いつも一緒に遊んでいるボードゲーム仲間をより深く理解したり、嗜好やスタンスが近いとわかった人を誘って一緒に遊んだりしてもらうことを目指す。
使い方はユーザー登録をして、質問に答えていくだけ。自分で質問を作ることもできる。そうすると、ピタリポイント(回答の一致度)が近い順に他のユーザー名が表示される。どの回答が一致したのかもわかり、ユーザー情報では居住都道府県・年齢・Twitterアカウントを登録できるので、連絡をとりあうことも可能だ。
またマッチングだけでなく、回答のパーセンテージを見ることもできる。自分の回答によってリアルタイムにパーセンテージが変わるのも見どころ。興味のあるトピックについて質問を作って皆の考えを聞くことができ、コメントも付けられる。回答者が増えれば、ボードゲーム製作者、ボードゲームカフェ経営者、ゲーム会主催者などにとって有用な情報になりそう。近々、年齢別・性別・地域別の絞り込み機能を追加する予定だという。
クローン兵たちのバトルロワイヤル『リロード』日本語版、12月上旬発売
コロッサルゲームズ(アメリカ)がキックスターターを経て今年発売した作品。近未来に軍事産業のメガコーポが主催するクローン兵のコロシアムで敵を倒し、名声を競う。
付属のマップブックに沿ってヘックスタイルで生成した島を舞台に、それぞれ特徴の異なる4体のクローン兵を使い、個人戦またはチーム戦で戦う。島内には様々な地形を活かし、数十種類の装備品やアイテムを駆使して戦い、敵を倒して名声を得る。
手番には装備品を選び、ダイスをアクションに振り分け、ダイスロールで他プレイヤーと戦い、イベントを処理して次のプレイヤーへ。戦闘ではライン・オブ・サイトのメカニクスが用いられ、遮蔽物があると攻撃できないところが特徴。地形を活かした位置取りも勝敗に影響を与える。このようにして誰かまたはチームがスーパースターになるか、イベントがすべて終わったらゲーム終了で、名声で勝敗を決める。
ライフがなくなって倒されてもリロードし戦線に復帰できるので脱落はない。一人称視点バトルロイヤルシューティング(FPS)ビデオゲームから着想を得た作品。スピーディな展開の中にも、戦術的な駆け引きが楽しめる。
内容物:トークン 257枚、カード 121枚、島ヘクス 29枚、特製ダイス 25個、キャラクターボード 4枚、キャラクターミニチュア 4体、名声トラックセット 4組、プレイヤーエイド 2枚、偉業ボード 1枚、マップブック 1冊、ルールブック 1冊
(写真は英語版)