ニュルンベルク’23:コスモス
ゲームデザイン:M.ロート、3~7人用、8歳以上、20~45分。
モーゲル出版から2018年に発売され、アラカルトカードゲーム賞1位になった作品をリメイク。美術館員役と画家役に分かれ、美術館員が発注したお題で画家が手札から選んだカードを、ベルラッティ(ダミープレイヤー)が混ぜ込んだカードの中から探し出す協力ゲーム。6回ミスする(誤ってベルラッティの絵を選んでしまう)前に、正解した枚数が成績になる。
パッケージとカードイラストを一新し、より写実的な絵になっている。
ゲームデザイン:M.プリンツ&M.カレンボーン、2人用、10歳以上。
『ヘリオス』のデザイナーコンビによる、2人用の海底都市建設ゲーム。海底都市の半分ずつをうけもち、宝物や資材、知識や機械を使って発展させる。5つのカテゴリーでゲームの勝敗を決める。戦略的な建設と手札運がほどよくミックスされた作品。
ゲームデザイン:K.トイバー&B.トイバー、3~4人用、12歳以上。
宇宙版カタンに3つのシナリオを加える拡張セット。星系をおびやかす巨大アメーバや、あちこちを荒らし回る宇宙海賊から自分たちの惑星を守る。
ゲームデザイン:J.クレナー&M.スラヴィチェック、3~5人用、10歳以上。
各プレイヤーに分散して配られたタスクを協力して達成する。各プレイヤーは解決方法を一部しか知らず、限られたコミュニケーションを通して達成を目指す。難易度はプレイヤーに合わせて選択可能。
ゲームデザイン:R.カテジャン&T.リヴィエール、2~5人用、6歳以上、10~15分。
サボテンのトゲに注意して花を集めるキッズカードゲーム。デヴィア社(スペイン)から2022年に発売された作品からイラストを一新した。テーブルにカードから、四辺のうちいずれかを選んでめくり、その辺にトゲがなかったら獲得できる。
うんとちん(Un and Chin)
うんこばくはつ!
「うんこちんちん」「ちんこうんうん」など7パターンになるようにカードを出して手札を先になくすゴーアウト系カードゲーム。『はぁって言うゲーム』『あいうえバトル』の米光一成氏の作品で、ゲームマーケット2022秋で発売された。
手札から1枚出して、6種類ある「うんとちんの黄金フレーズ」を作っていく。出せない、出したくないときはパス。フレーズを完成させるともう1手番でき(全員パスした場合は水に流してリスタート)、最初に手札をなくした人が勝つ。
「ちん」の後は「ちん」か「こ」というように、前のプレイヤーが出したカードによって、出せるカードが決まる。どのカードが何枚あるかはカードのイラストで表されている。言っている内容に比してテクニカルな側面もあるのだ。
カウンチングできるので相手の出せるカードを封じつつ、リードを守って一気に上がりたい。
うんとちん
ゲームデザイン&イラスト:米光一成(同人、2022年)
2~6人用/6歳以上/5分