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街を巡回して魔人を封じ込めよ『魔人の封瓶』日本語版、9月下旬発売

Djinnjホビージャパンは9月下旬、『魔人の封瓶(Djinn)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:B.シュヴェア、イラスト:D.ローハウゼン、1~4人用、12歳以上、60~90分、7700円(税込)。

ホールゲームズ(ドイツ)が昨秋発売した作品で、デザイナーは『ハダラ』『エマラの王冠』のシュヴェア。街のあちこちに現れ、魔法源を悪用しようとする「ジン」たちを、魔術ギルドの見習いが捕まえて竜玻璃の瓶に封じ込める。

手番には街を表すゲームボード上を移動してアクションを行う。ジンを捕らえるために必要な瓶やコルクや魔力を手に入れたり、手助けしてくれる魔術師に会ったり、場所に対して自分だけが実行できる追加アクションを設定したりする。

移動は道に沿って常に前進しなければならず、もと来た道を戻ることができないため、すぐに同じ場所へ行くことはできない。また、ジンがいる場所では捕獲もできるが、魔力が足りないと捕らえることができず、逆に魔力を奪われてしまう。

ジンのボスを一定数捕まえたらゲーム終了で、封じたジンなどによる勝利点を競う。どの順番でアクションを行い、どのタイミングでジンのもとへ向かうのか、他のプレイヤーの動向に気を配りながら効率的な巡回ルートを構築しよう。可変セットアップで遊ぶたびに違う展開が楽しめる。

内容物:ゲームボード 1枚、市場タイル 1枚、コイン 46枚、瓶 40枚、巻物 46枚、宝箱 18枚、アクションスペース 12枚、トロフィーボード 1枚、トロフィー 21枚、特性タイル 20枚、魔法陣 8枚、魔法陣カバー 1枚、屋根タイル 4枚、文書保管所マーカー 4枚、コルク駒 30個、鍵駒 12個、ジン駒 36個、ボスジン駒 12個、カード 86枚、プレイヤーエイド 4枚、プレイヤーボード 4枚、魔術師駒 4個、助手駒 4個、魔力マーカー 4個、キャパシティマーカー 4枚、ベースマーカー 4枚、隠し通路 24枚、布袋 1つ、ルールブック 1冊

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シュピール’24:シュピールヴィーゼ出版

ニャンコちゃん(Miezekatze)
ゲームデザイン:R.ツァリンデ&J.メルクル、イラスト:S.ミュラー、2~6人用、8歳以上、15分。

リズムに合わせてみんなで声と動きを合わせる協力ゲーム。カードの並び順に全員で「ミーツェカッツェ」と言いながら指示されたアクションを行う。1回成功するたびにカードが追加され、ネコやネズミのコンポーネントをつかんだり、言葉を変えたり、テンポが速くなったり遅くなったり、音節や小節が増減したりするなど、コンボが増えていくが、前のカードは伏せられるため、それまでの動きを覚えて置かなければならない。誰かがずれると失敗となり、ヒットポイントが減らされる。9ヒットポイントがなくなるまでに成功した回数が成績となる。

コンテキスト(Context)
ゲームデザイン:A.クリスチャンセン、イラスト:L.ジーグモン、3~8人用、8歳以上、30~45分。

角刈書店の『単語探知機タンタンゴ』と似た協力ワードゲーム。7×7の地図になったボードの四方向に形容詞2つと名詞2つを設定する。1人が座標を指定され、その座標を当ててもらえるような単語を考える。他のみんなで相談してここだと思う座標を指定し、1マス違いまでなら得点。10回の合計得点で成績を出す。ビーチはピンクか爽やかか、ドラゴンは氷のように冷たいかしわしわか、キウイは毛深いか柔らかいか?

フローラル(Floral)
ゲームデザイン:J.ニューマン、イラスト:A.フィルジック、1~5人用、8歳以上、15~20分。

各自自分の前に花床カードを重ねて得点パターンを作るカードゲーム。カードはさまざまなパターンで2×3マスの花床が描かれており、3枚の手札から1枚を出し、すでにあるカードに2マス以上覆うように重ねる。そして中央の場札で示された花について、連続するマス数がトップならばカードを獲得し得点になる。そして再び手札から、自分が得点できそうなカードを中央の場札に1枚出し、2枚補充する。山札がなくなったらゲーム終了で、合計得点を競う。