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『サンクトペテルブルク』再版、貴族モデルを募集

ハンス・イム・グリュック社(ドイツ)は、絶版になっているボードゲーム『サンクトペテルブルク(Sankt Petersburg)』の再版を計画し、従来にない試みを行っている。
ロシアを舞台に、職人・建物・貴族のカードで得点を競うゲームが、今年で発売10周年を迎える。今年になって最初に行われたのは、箱色のアンケート。青・白・赤・緑の中から、どの色がいいかをウェブでアンケート調査した結果、緑が選ばれた。
現在行われているのは、貴族カードのモデルにするボードゲーム業界の有名人投票だ。イラストを新たに描き起こすにあたり、デザイナー、イラストレーター、その他ブロガーやジャーナリスト名を投票する。投票ページには、このボードゲームの作者であるM.トゥメルホファーことB.ブルンホファー・ハンス社長のイラストが掲載されている。

さらにこの再版プロジェクトは、ハンス社初となるクラウドファンディングで資金を集めることになっている。ドイツのボードゲームショップ、シュピーレ・オッフェンシヴにて3月21日からスタートする予定だ。
Spiele-Offensive:Sankt Petersburg Abstimmung / Vote
メビウスゲームズ:サンクトペテルブルグ

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『フリードマン・フリーゼの大家はつらいよ』日本語版、4月5日発売

アークライトは4月5日、『フリードマン・フリーゼの大家はつらいよ(Frieses Wucherer)』日本語版を発売する。2~6人用、12歳以上、40分、2700円。
1992年に発売された『斡旋屋(Landlord!)』のリメイクとして昨年2Fシュピーレから発売された。『電力会社』『ファウナ』のF.フリーゼにとって、最初に発売された作品である。プレイヤーは大儲けを夢見る大家さんとなって、アパートを建て、入居者を集め、家賃収入を得ていく。
しかし肝心のアパートは未完成だったり、壊れてしまったり、入居者が問題を起こしたりしてトラブルが続く。素行の悪い入居者はほかのアパートに押し付け、金払いの良い入居者を集めなくてはならない。ときにはほかのアパートを爆破したり、入居者を横取りしたりと驚きの展開が待っている。あまりやりすぎて逮捕されないように!
ドイツゲームには珍しい直接攻撃系の作品。激しく非現実的な経営争いで盛り上がろう。
アークライトゲームズ:大家はつらいよ 完全日本語版
大家はつらいよ日本語版(コンポーネント)