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協力と裏切りの無人島サバイバル『ヘルパゴス』日本語版、11月15日発売

すごろくやは11月15日、『ヘルパゴス(Hellapagos)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:L.ガムラン&P.ガムラン、イラスト:J.オコント、3~12人用、10歳以上、20分、2970円(税込)。

漂着した無人島で、水や食料を集め、いかだを作って、ハリケーンが来る前に脱出することを目指す「ニセ協力」ゲーム。オリジナルはギガミック社(フランス)から2017年に発売された。

毎ラウンドお天気カードがめくられた後、各プレイヤーは1手番ずつ行い、漁・水集め・木材集め・難破船あさりのいずれかを行う。木材集めはいかだを作るのに必要だが毒ヘビに噛まれるリスクがあり、アイテムは永続も含めさまざまな効果があるが他プレイヤーから非協力的とみなされやすい。

全員のアクションが終わった後、水や食料が足りなければ話し合いを行い、協力的でないと思うプレイヤーを一斉指差しで投票し、脱落者を決める。アイテムで脱落を免れることも。アイテムは何の役にも立たない〈高級車の鍵〉や〈トイレの掃除ブラシ〉といったものから、水や食料になる〈水入りボトル〉や〈サンドウィッチ〉、アクションを補強する〈釣竿〉や〈オノ〉などまでさまざま。アイテムが予想外の展開を巻き起こし、波乱万丈のドラマが生まれる。

木材は6つでいかだが1人分が完成。ラウンド終了時に水と食料が不足しておらず、残りプレイヤー分のいかだがあればそのプレイヤーの勝利でゲーム終了となる。一方、ハリケーンカードが出たラウンドまでに脱出できなければプレイヤー全員の敗北となる。ゲームが進むにつれてチームワークが怪しくなり、談合や意外な裏切りが発生する中、生還できるのは誰か?

内容物:ゲームボード 1枚、カード 91枚、木製の玉 6個,、木製の資源マーカー 3個、麻袋 1枚、説明書 1部

すごろくや:ヘルパゴス

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その特徴のボードゲームは何?『ルドフィール』日本語版、11月16日発売

クロックワイズ・ワークスは11月22日、『ルドフィール(Ludoviel)』日本語版を発売する。ゲームデザイン:A.マイヤー&M.ヘルミヒ&T.ギムラー&H.コマレル&F.フリーゼ、グラフィック&レイアウト:別府さい、1~12人用、10歳以上、30~45分、3300円(税込)。ゲームマーケット2024秋で先行販売される。

「布袋を含む」「手番順が時計回りでない」などボードゲームの特徴が書かれた119枚のカードを使ったマニア向けボードクイズゲーム。オリジナルはビーウィッチトシュピーレ(ドイツ)から2003年に発売された。

カードに当てはまるボードゲームを挙げていくが、カードが増えるにつれて難易度が急激に上がっていく。基本的にボードゲームを数百タイトル単位で遊んでいる人がターゲットだが、ボードゲームに詳しくても、思いつくかどうかの勝負もある。

20年前からのトレンドの変化を反映させ、約半数のカードを差し替え。オリジナル版未収録を含む10種類のルールが入っている。また、ビギナーにも遊びやすいカードにマークをつけてあるので難易度を調整可能となっている。

このたびの日本語版は、ヒゲボドこと若原氏がF.フリーゼのゲームのみを遊ぶゲーム会「みどりの会」で『ルドフィール』をプレイしたのが始まり。昨年のエッセン・シュピールで2Fシュピーレの編集者H.クロプケ氏と知り合い、デザイナーの許諾を取りまとめてもらったという。若原氏が代表となったクロックワイズ・ワークスとしては初出展。

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