『白鷺城/ホワイト・キャッスル 対決』11月25日発売
ヒット作品となったデヴィル社のワーカー&ダイスプレイスメントの2人専用版として今年発売された作品。橋とダイスの要素をなくし、プレイ時間を大幅に短縮して手軽に遊べるようになった。2つの藩が姫路城内で政治闘争を繰り広げる。
ゲームは「往路」と「復路」で構成される。往路では6つの「石灯」を1つずつボードに配置して、隣接する2アクションスペースのアクションを実行。すべて置き終えたら、復路でそれらを回収しながら再びアクションを発動する。アクションは庭の建設、交易、家臣の出世、資源交換、資源の獲得、影響力カードの6つ。
石灯の色によって石・貝・穀物などから異なる資源を得られ、石灯カードで獲得量を増やすこともできる。配置転換タイルを使えば、ボード上のアクションの並びを入れ替えて戦況を変えることも可能。復路が終わったら最終決算をして得点の多いほうが勝つ。相手の読みを外し、白鷺城の覇権を掴むのは誰か。
内容物:カード 57枚(44x68mm)、練兵タイル 8枚、職務タイル 6枚、銭 20枚、家紋 20枚、+40/80点タイル 2枚、位階タイル 6枚、庭園タイル 8枚、配置転換タイル 4枚、舶来品タイル 6枚、藩ボード 2枚、白鷺城ボード 1枚、石灯トークン 12個、先攻マーカー 1つ、施設タイル 6枚、藩士 2名、資源キューブ 6つ、繁栄点カウンター 2つ、人員 16名

道を崩さず先の先へ『やぎ崖っぷち』11月22日発売
崖の端を進んで草を食べる食いしんぼうなやぎの「ペコ」のために、細い道となる足場パーツを慎重に積み上げるバランスゲーム。オリジナルは昨年、デザイナーの個人レーベルjojaliで発売された。
箱を重ねて作った崖の上で、小屋を重しにして足場パーツを置いていく。手番にはミッションカードを引き、どの足場パーツをどのように置くかが指示される。ヤギのマークがあったら、ペコを草のある一番奥に移動させなければならない。手番をパスできるカードもある。
足場パーツは入り組んだ形をしており、組み合わせることで強度を上げる。ヤギが落としてしまった人の負けでゲーム終了。長さに挑戦する1人用または協力モード用に、メジャーも付属する。
内容物:ヤギ 1個、小屋 1個、土台 1個、ミッションカード 43枚、足場パーツ 78枚、説明書カード 3枚、折りたたみメジャー 1枚